日々雑感 iza

2013年1月 5日 (土)

読売新聞のバカさ加減には呆れ返る。

日々雑感

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読売新聞のバカさ加減には呆れ返る。

2013/01/05 08:58

 読売新聞1/5付けの朝刊第一面の「NIPPON蘇れ」を一読されることをお勧めする。読売新聞のバカさ加減は大見出しの題字「プロ軽視の大衆社会」にも顕著だが、本文の第一センテンスに目を移せば大抵の人は吹き出すだろう。「<専門家>の言うことは信用ならないーーそんな風潮が高まっている」という書き出しだ。

 この極め付けは一体何だろうか。誰も専門家のすべてが信用ならないとは思っていない。しかし原子力ムラに棲んでいる専門家は信用ならない、ということは福一原発事故以来明らかになっている事実だ。だいたい津波被害が想定される原発の非常電源のディーゼル発電機を地下に設置していたのは素人判断でも「バカ」といわざるを得ないレベルの話だ。

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この腐りきったマスメディア。

日々雑感

http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2970228/

 この国のマスメディアは一貫して小沢氏を激しく攻撃して政権党から追い出すように仕向け、その政権党に対してもつれなく使い捨てた。そして摩訶不思議な大勝を自公にもたらした。この政界の荒涼たる風景は国民の未来に対する希望をも打ち砕くものだ。

 久しぶりに「○○ズパ゛」という番組を視聴した。するとテレビに出演している小沢氏追い落としのプロパガンダに参加・協力したマスメディアの飼い犬や御用コメンテータたちは出演していた海江田氏に対して、民主党が小沢氏たちを迎え容れて再び組むことをしきりと心配し牽制する発言に終始していた。彼らの飼い主が何を考えているのか如実に分かる場面だった。

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2012年12月28日 (金)

「原発ゼロ」見直しとは自民党の本質「羊頭狗肉」政党の真骨頂か。

日々雑感

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「原発ゼロ」見直しとは自民党の本質「羊頭狗肉」政党の真骨頂か。

2012/12/28 07:01

 自民党は選挙終了後半月も経たないうちに、早くも「原発ゼロ」見直しを表明した。選挙で向こう3年間原発の安全性を検証して判断する、としていたはずだし、いずれにせよ原発を廃止する流れにある、としていたが。舌の根も乾かないうちに前言を翻すのを「嘘」という。

 

 自民党政権は嘘吐き政権の本領を早くも発揮した。あたかも浮気男がバカな女を誘惑するように歯の浮くような言葉を羅列し、遊んだ後はポイ捨てするのとよく似ている。有権者はいつまで経っても学習しないバカな女だ。

 

 

 子供手当に関しても所得制限を設けるという。マスメディアもおおむね歓迎し ているようだが、物事の本質を忘れた軽薄な議論だと批判しなければならない。この国の子供は貧乏人の子供であろうと金持ちの子供であろうと、すべて国家・ 国民が子育ての一端を担う、という制度の趣旨を理解していない者の発想だ。所得制限を設けるという議論は「子供手当」は貧乏・貧困世帯への子育て補助金だ という発想で、子供手当本来の考えと根本的に異なる。

 

 

 この国に生まれ育った人は押し並べて国民の税により育まれた、という自覚を 持つことが必要なのだ。日本国家と国民のお世話になって現在がある、という考えが根底にあることが将来の日本国民のこの国に対する愛の精神の涵養にどれほ ど役立つだろうか。700万円とか800万円とか所得があって子供手当のお世話にならなくても良いという人たちは、そのカネを社会施設に寄付すれば良いだ ろう。しかし子供には国民の税を毎月頂戴してお前は国民によって育てられた、と教え込むのは悪いことではない。社会への帰属意識を持たせるにはそうした教 育が必要だ。観念的な教育ではなく、現実的に「子供手当」で教えることだ。

 

 

 その反対に社会保障はあくまでも社会保障だ。民間企業の「年金保険」とはわけが違う。その社会保障でも医療は保険の掛け金に応じてではなく、必要に応じて一律に給付される。年金だけが社会保障の概念から外れて所得比例給付になっている。ただし国民年金は「基礎年金」で国民年金に 加入している国民はこの国の「基礎年金」しか頂戴出来ない底辺階層だと規定している。つまり年金に関しては階級社会になっている。明らかな差別だが、その ことにマスメディアが人権侵害だと声高に叫ばないのはなぜだろうか。部落差別に関しては国家予算まで投じて対策を立てたが、年金差別に関しては誰も問題に しないのはなぜだろうか。

 

 

 税と社会保障の一体改革を行うための「国民会議」を設置したが、自民党政 権はどのように機能させるつもりだろうか。そもそも「国民会議」と銘打っているが、それは本当に国民会議なのだろうか。官僚お得意の、自分たちと意見の似 通った人たちを集めて官僚提案の議案通りにシャンシャンと決めようとしているのではないだろうか。委員の加入年金制度と所得を是非とも公表すべきだ。あら ゆる年金制度加入者とあらゆる所得階層の人たちが集まってこそ(それも所得階層の所属国民数に応じた人員構成とすべきだ)国民会議といえるだろう。高額所 得者の厚生年金共済年金加入者なら支払い年金保険額に比例した年金を存続させようとするだろう。そうした議論なら最初から「結論ありき」の小手先変更でお茶を濁すのは火を見るよりも明らかだ。

 

 

 格差社会を是正するといっていた自民党の公約も「羊頭狗肉」政策なのだろう。理念なき官僚丸投げ政策は「官僚による官僚のための政策」に終わるのはこれまでの自民党政権でイヤというほど目撃して来た。マスメディアは安倍政権誕生に欣喜雀躍してはしゃいでいるが、それも消費増税の軽減税率を新聞やテレビ会社に適用してもらいための故なのか。

2012年12月26日 (水)

鼎の軽重が分からない愚かな連中。

日々雑感

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2012/12/26 12:58

 嘉田氏は本当に世間知らずなようだ。選挙で敗北すれば党代表が責任を取るのは当たり前のことだ。

 未来の党の代表を巡って、嘉田氏は阿部氏を国会議員の代表に就けたいらしい。しかし阿部氏は社民党を離党して未来の党へ駆け込んだたった一人の議員だ。その人を代表に据えて、嘉田氏は社民党などと連携を模索することが出来ると思っているのだろうか。

 人物の鼎の軽重が分からない人が代表で居続けるのは問題だ。選挙前に「一兵卒」で党を支えると発言した小沢氏を「だから選挙後も一兵卒のままだ」と言うのは物事が何も分かっていないガキの言い分だ。

 人物を見れば考えるまでもなく嘉田氏が一歩退いて小沢氏に党代表を譲るのが自然な流れだ。余り思い上がっては見苦しいだけだ。

 しかも記者たちに党内事情をベラベラと喋るのは嘉田氏の常識を疑わせる。党運営は物事が決まるまで外部に秘すのが常識だ。途中経過をベラベラと喋って記者たちの餌食になるのは売れない芸人か落ち目の芸能人の常套手段だ。

 なぜ未来の党が負けたのか良く分かった。人の鼎の軽重は逆境でより鮮明にな る。小沢氏はサッサと嘉田氏と手を切って、落選した大勢の同志の骨を拾い、次期選挙へ向けて大勢を整えなければならない。時間はあるようで余りない。愚か な嘉田氏と関わり合っている暇はない。小沢氏を支持する人たちにとって、未来の党よりも「国民の生活が第一」の方がより分かり易い。

本物の第二極を形成せよ。

日々雑感

http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2962837/

2012/12/26 09:29

 政権を失って狂乱から覚醒したかのように、やっと民主党が「第二自民」の呪縛から解き放たれたようだ。海江田氏を選出したのがその証拠だが、この9月の代表選で海江田氏を選出していたら今日の民主党の惨敗はなかったかもしれない。

 少なくとも海江田氏は「経済評論家」の出自だ。官僚出身でも松下政経塾出身でもない。既得権構造の中から生まれた者たちは既得権構造のDNAを体内に埋め込まれて出生する。松下政経塾出身の政治家たちに米国と手を切るような政策選択は出来ない。なぜならバナソニックが米国市場と手を切れないからだ。

 民主党は 官僚や既得利権構造のお世話になって誕生し大きくなった政党ではない。唯一「労働組合」という利権構造そのもののお世話になっているが、本来「労働組合」 は組合であって、誰もが平等な横一直線の組織であったはずだ。それが会社側や官僚たちの懐柔により労働組合幹部たちが「利権」を手にして変節した。

 連合は労働者の暮らしを本当に守っているだろうか。自治労は国民に奉仕する公務員の組合として機能しているだろうか。ただ一部の「労働貴族」に奉仕する団体に堕しているのが現実ではないだろうか。それが証拠に一時はナショナルセンターを目指すと言っていた連合の幹部たちからその言葉が聞かれなくなって久しい。連合は正規社員の団体でしかなく、過半数を占める非正規労働者を擁護する運動を放棄しているかのようだ。

 そうした中から、維新の会は「最低賃金制度の廃止」という暴言を吐いている。自民党民主党の一部議員は「生活保護費の引き下げ」を策動している。それらはこの国のセイフティネットを破壊し飛んでもない事態を招来しかねない。

 小泉政権下でこの国の格差は拡大した。それも米国グローバリズムを諸手を挙げて歓迎したマスメディアや小泉政権下で経済政策を実施した竹中氏たちの業績だ。安倍氏は小泉氏のお気に入りの政治家だ。彼が再びグローバリズムへ傾斜しないか心配だ。

 羊頭狗肉は民主党政権の野田氏たちだけで沢山だ。安倍氏も自民党政権の伝統を受け継いで官僚丸投げ米国頼りの政権運営をするのは目に見えている。テレビに登場する評論家諸氏は安倍氏に好意的だ。彼らもまた米国大好きなマスメディアの幇間たちに過ぎない。この国が自民党政権下でどの方角へ走り出すのか明らかだ。

 海江田民主党は批判野党として仲間を結集すべきだ。そして似非・第三極に堕した維新の会やみんなの党を色分けして国民に知らせなければならない。彼らは第三自民党だと。そして第二自民党となって羊頭狗肉の狗肉を国民に食べさせた野田一派を民主党から追放すべきだ。

 海江田氏に求められるのは正真正銘の由緒正しい野党だ。もちろん、その中に小沢氏も含まれる。

2012年12月25日 (火)

政党内で主導権争いがあるのは党内民主主義の表れだ。

日々雑感

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 マスメディアは未来の党で「共同代表」を巡って争いがあると報じているが、民主党でも自民党でも代表選出を巡って複数の候補者が争った。何ら異常事態でも何でもない。

 むしろ党代表選出を巡って一切党内の争いが外部に伝わって来ない共産党や公明党の方が党内民主主義が担保されていないのではないか、民主主義社会に存在する政党として非民主的な党運営がなされているのではないかと危惧する。

 党内で深刻な路線対立が起これば党分裂が起こる方が自然だ。個人的に出自も 育ちも地域も異なる政治家が集まって結成する党において、対立するの意見が何もないというのは信仰でしかない。対立があってこそ意見は磨かれより良いもの になって行くものだ。テレビのコメンテータたちのように雁首揃えて同じ意見をなぞるのは気色悪くないだろうか。何か一種の信仰に加入している人しかテレビ 出演させて頂けないものと思わざるを得ない。信仰は思考停止を必ず伴うから、感想も思想もすべて異口同音になると考えればマスメディアは一種の信仰への加 入を出演者に強いているのだろう。

 政党はそうであってはならない。政治理念に従って離合集散を行うものだ。自民党が 野党時代にそれほどバラケなかったのは素晴らしい、と愚かな政治評論家が持ち上げていたが、それはとりもなおさず自民党の政治家諸氏がある種の信仰に加入 しているからだといえなくもない。あるいは利権構造という信仰かもしれないし、「○○ムラ」という村の住人だからかもしれない。

 未来の党の内紛を面白おかしく報じるよりも、小沢氏に対する贖罪や謝罪は一体どうなっているのか、この国のマスメディアを任じる方々は。その態度表明の方が先だろう。

2012年12月23日 (日)

自公はダマシ政権の本領発揮か。

日々雑感

http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2960533/

2012/12/23 07:10

   原発新設に関して一律否定はしないと安倍次期政権は発言したようだ。さらには次期閣僚と目される自民党議員から「TPPの会議で我らの意見が反映されるなら参加しないというのではない」とTPP参加へ向けて軌道修正する発言で出て来た。
 原発に関しては原子炉建屋直下の活断層の有無に再稼働の議論を矮小化しようと企んでいる。消費増税に関しては経済成長戦略もなにも提示しないで、さらなる金融緩和に対しても緩和された資金の作用点も提示しないで、安倍氏はインフレだけを推進しようとしているようだ。何が何でもインフレを起こして「デフレから脱却したから消費増税の条件は整った」というシナリオを描いているのだろうが、主客転倒した議論に悪性インフレの懸念を禁じ得ない。
 
 自公は今回の選挙に際して争点隠しともいえる「ボカシ」を徹頭徹尾用いたが、それをマスメディアも非難し突っ込むこともなく、アンウンの呼吸で国民を騙したとしたらマスメディアの罪は大きいといわなければならない。選挙の争点から国民生活に重大な影響を及ぼすであろう、今回の選挙で国民が真剣に考え選択すべき政策を隠して、普遍的な関心事に過ぎない「景気回復」などという屁にもならない争点を提示して誤魔化した。
 自公政権は「変わった」と繰り返しているが、実際は何も変わっていないようだ。さっそく電力業界の御用聞きになって「原発新設をすべて否定するものではない」などとバカな発言をしている。全く何も懲りていないとしか言いようがない。大勝大勝とはしゃいでいるが、得票数から見れば小選挙区のマジックで議席を得たに過ぎない。バカ丸出しの政治運営をするなら国民はサッサと自公政権を見限るだろう。
 
 それにしても懲りないのはこの国のマスメディアだ。なんとかならないものなのかと心底怒りを覚える。マスメディアを監視し批判するマスメディアが必要となっているようだ。そのためには記者クラブを公的機関による特定集団に対する利益供与だと提訴するしかないのだろうか。とにかく、この国のマスメディアを何とかする運動を起こさなければ事態はいつも同じところをぐるぐる回っているだけのようだ。

なにがなんでも再稼働しようとする策動に反対する。

日々雑感

http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2960563/

なにがなんでも再稼働しようとする策動に反対する。

2012/12/23 06:40

原子炉施設の直下に活断層があるか調査して、断層の種類の識別で侃々諤々の議論をしているようだ。原子炉の安全基準として地震に耐えうるように設計していても、活断層が直下にあれば地震により原子炉建屋や原子炉そのものが破壊されるからだという。

 

 しかし福一原発の惨状は地震による活断層の 断層面のズレにより引き起こされたものだっただろうか。まだ正式には福一原発の事故調査は一切何も行われていない。だいいち高濃度放射能は現在もダダ漏れ の状態で、人が近づける状態にない。事故調査すら済んでいない状態で、原発の安全基準を暫定的に決めて再稼働するというのは、自動車事故が起こってもそれ がブレーキ不良によるモノならブレーキペダルを改善して了とするのと同じことだ。

 

 福一原発の深刻な原発事故はなぜ起こったのか、事故調査も済んでいない状態 で政府と電力会社は一体何をやらかそうとしているのだろうか。福一原発の地震直後の様子がマスメディアを通じて少しずつ分かって来たが、地震直後に原子炉 制御室ではあらゆる警報ランプが点滅し、警報ブザーが鳴りだし作業員は退去しようとしたというではないか。それは津波が原子施設を襲う前の段階での話だ。

 

 つまり福一原発は地震に直撃されて深刻な被害を受けていたことが容易に想像 される。津波でお粗末な非常電源の水没により喪失というトドメを刺されたにせよ、それ以前に人智でオペレージョン出来る状態ではなく、原子炉は暴走を始め ていたようだ。一時的にせよ、作業員750名のうち700名近くが津波の来る前に原子炉建屋から退避していたという報告は何を意味しているのか、国と東電 は正直に原子炉で起こっていた事態を推定して発表すべきだ。

 

 原子炉直下の活断層で福一原発は破壊されたのではない。ましてや津波による総電源喪失により冷却装置が停止して原子炉が暴走し始めたのでもない。地震直後に原子炉は異常をきたしていたのだ。

 

 そうした事実経過を無視して、活断層の有無に問題をすり替えて、活断層さ えクリアすれば再稼働して問題ないかのような報道をマスメディアは連日行い、国民に「ソウナンダ」と刷り込みを行っている。何とも懲りないこの国のマスメ ディアだ。一体何処まで国民を騙し誘導すれば気が済むのだろうか。マスメディアの一義的使命として、事実をしっかりと報道すべきだ。なぜ突如として活断層の存在を持ち出して騒ぎ立てるのだ。

 国と電力業界とマスメディアの組んだ「活断層」騒動の裏に隠した原子炉再稼働の企てに対して、怒りと共に反対をしなければならない。

 

 福一原発事故の収束を野田政権は早々と宣言したが、本当に収束したのなら直 ちに事故調査団を派遣して原子炉内部の破損状態をしっかりと検証すべきだ。そうした事故調査を受けて原子炉の廃棄へ向けてより安全な手順を開発すべきだ。 すでに原子炉が国民の暮らす近くで発電すべき発電装置としてふさわしくないという結論は出ている。いつ何時殺人的な放射能タダ漏れの事故を起こすとも分か らない代物をいつまでも置いておくのは国民の生命と財産を守るべきを一義的使命とする政府の取るべき姿勢ではない。万難を排して廃炉へ向けて前進すること こそが政府の使命だ。

2012年12月21日 (金)

経済成長なき物価上昇は単に景気の悪化を招くだけだ

日々雑感

http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2959073/

 インフレターゲットは経済政策の市場に対する効果測定の目途として掲げるべきもので、デフレ経済からの脱却として掲げるべきものではない。そこは決して主客転倒してはならない大事な点で、インフレターゲットを設定してから政府がやおら景気対策に手を打つようであっては困るのだ。

 まず必要とされるのは規制緩和と強硬な円安誘導だ。たとえば土地取引に関し て様々な法が存在して、直ちに土地取得に動いても原野や山林が整地されて工場などとして利用されるまで一年はおろか二年ほどもかかるのが通例で、そこに農 地が絡んでいると農地転用に不必要な時間が取られてしまう。そうした様々な規制を緩和もしくは撤廃するだけでも経済的効果は上がるだろう。

 補正予算で安倍氏は10兆円ほど組むと言っているが、一体どんな事業に10兆円も必要とされるのか明確にすべきだ。これまで民主党政権の財政運営を水膨れだと批判していた自民党は財政出動で一体何をするつもりなのか。

 10兆円も真水を用意するとしたらカネの通り道をキチンとしていなければ、 官僚たちの餌食になって方々に「基金」として積み立てられ、復興予算と同様にシロアリの餌場にされてしまうだけだ。政府が行政組織を通じて短期的に10兆 円も消化するとしたら制度事業をフル回転するしかなく、官僚たちは年末年始の特別ボーナスを新政府から与えられたようなものだ。

 カネがないなら知恵を出せば良いのだが、自民党政権は伝統的な自民党の経済対策から抜け出ていないようだ。安倍氏は「自民党は変わった」というが何も変わっていないのではないだろうか。

 官僚たちが手にしている許認可権を大胆に切り込まなければ民間活力は加速さ れようがない。民間経済と全く関わりのない高速道路などは民営化したが、それは新たな官僚利権を焼け太りさせただけに終わり、かえって維持管理・安全費を 削減して利用者の命を奪う結果になっている。

 税制も大きく転換すべきだ。たとえば法人税に一部外形課税を採り入れ、赤字 でも企業の社会的責任として一定の経費を負担すべきだ。外形課税を従業員給与と連動して従業員給与が売り上げに比して低く抑えられている企業は地域に対す る貢献度が低いとして外形課税率を上げ、従業員給与として企業活動の果実を充分に分配している企業に対しては外形課税を軽減する、というように税制を通じ て大企業が内部留保を積み上げる方向に傾斜して従業員供与分配率を下げる歯止めを設けるべきだ。現在でも住宅取得軽減措置が所得税にあるが、そうした政策 的な税制を法人税にもっと理念として採り入れ、海外へ移転した工場などを国内に取り戻す方策を講じるべきだ。そうしない限り今後とも国内の空洞化は進み、 長期的には経済のダウンサイジングを招いてしまうだろう。

 社会保障制度は原則として「負担は応能負担で、給付は一律支給に」を明確に打ち立てるべきだ。特に年金は暮らせない年金を一掃して65歳まで頑張れば公務員でなくても非正規社員などで厚生年金に 加入していなくても、日本国民ならすべて押し並べて暮らせる年金を手に出来ることが必要だ。それが社会的な安定に繋がるだろう。その財源は恵まれた高給取 りたちの望外な年金を一率化して引き下げれば十分に出る。隠居生活にまで現役時代の職業が影響を及ぼすとは、なんという愚策な国に暮らしているのだろう か。

 最後にもう一度確認しておく。経済成長なきインフレは国民生活を圧迫し、景気のさらなる悪化を招くだけだ。経済成長戦略とその処方箋がまず先にあって、経済成長率の範囲内でインフレターゲット金融緩和は語られるべきだ。先にインフレターゲットが突出し、金融緩和をして金融市場をジャブジャブにしても、それを吸収する民間企業の投資意欲が低ければ、国債に転嫁されるだけだ。それでは金融緩和も何もならない。まずは金融政策で一体何をやるつもりなのか、中身の政策を安倍氏は語らなければならない。

2012年12月20日 (木)

「負け犬の遠吠え」とマスメディアに真紀子氏を批判する資格はあるのか。

日々雑感

http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2958446/

「負け犬の遠吠え」とマスメディアに真紀子氏を批判する資格はあるのか。

2012/12/20 11:29

ものの見事に官僚と組んで民主党を解党の淵へ追い詰めたマスメディアが真紀子氏の野田執行部批判を「負け犬の遠吠え」と批判するのは水に落ちた犬を叩くのと同じで恥ずべきことだ。真紀子氏が落選した原因の大部分は真紀子氏自身に問題があったとしても、やはり民主党に対する暴風並みの逆風が吹いていたのは間違いないし、その逆風を必死になって吹かせたのはマスメディアではなかっただろうか。

 

 民主党政権当初からマスメディアによる政権批判には常軌を逸したものがあった。鳩山氏を仕留めた「最低でも県外発言」に関しても、石破氏が「最終的には普天間基地の移設先は県外だ」と発言しても、多くの全国紙はスルーして批判の嵐を起こさなかった。これほど明快なダブルスタンダードを演じて、日本のマスメディアは厚顔無恥もいいところだ。靴の皮底よりも分厚い顔の面をしているとしか思えない。

 真紀子氏が「自爆テロ解散」と称したのは正しい論評ではないだろうか。野田氏は民主党政権の首相として民主党政 権と民主党を爆破するテロを行ったとしか思えない。しかし真紀子氏も「消費増税」や「原発再稼動」という爆薬を政権が詰め込んで、後は点火するばかりに なっていた爆弾造りに協力した閣僚の一員だった。まさしく真紀子氏も野田氏と連帯責任を負うべき立場にあることを失念していると批判されても仕方ない。し かし真紀子氏は当事者であって、負け犬の遠吠えではないのは明らかだ。

 

 野田氏は首相就任演説で「泥鰌は金魚になれない」と尤もらしいことを述べていたが、民主党政権が自民党政権の真似をして自民党政権のような長期政権を夢見たのはなぜだろうか。なぜ「民主党政権は自民党政権にはなれない」と官僚たちの「消費増税」レクチャーを撥ね付けなかったのだろうか。そうした意味では野田氏は極めて中途半端な人物だといわざるを得ない。いったい松下政経塾は政治家の心得として何を教えているのだろうか。

 

 民主党の最大の敗因は政権に就いた民主党民主党でなくなったことだ。まるで金魚を真似る泥鰌のように自民党政権を真似てしまった。

 

 民主党の再建に必要なのは政権病に取り憑かれて政治理念が自民党的なものに変貌した政治家を外科的手法で排除するしかない。自民党にすり寄ろうと画策した連中とそれに乗ろうとした連中を党から追放するしかない。

 

 そしてもう一度、鳩山氏と小沢氏に帰党願って「国民の生活が第一」のスローガンを掲げて再出発することだ。それは出来ない相談だ、というのならこの国に自民党的な官僚政党は自民党だけで十分だからさっさと消えてなくなることだ。

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