逝きし世の面影

2016年12月30日 (金)

福島県検討委二順目(2014年度、2015年度)7割を調べて68人の小児甲状腺がん

逝きし世の面影
 
 
07ed27ba7c1a9a41497bbe50540cd46f
『がん・がん疑い 新たに9人 』 2016年(平成28年)12月28日[水曜日]NHKニュース

原発事故のあと行われている子どもの甲状腺の検査に関する県の検討委員会で、2巡目の検査でがんやがんの疑いと診断された子どもが新たに9人増えて68人となったことが報告され、原因などを慎重に調べていくことが議論されました。
県は、原発事故当時18歳以下だったおよそ38万人を対象に甲状腺の検査を行っていて、27日は、検査の状況について専門家らが定期的に話し合う県の検討委員会が福島市で開かれました。
この中では、ことし3月までに行われた2巡目の検査で、がんやがんの疑いと診断された子どもの数が新たに9人増え、68人となったことが報告されました。
1巡目の検査について検討委員会はこれまでに、「放射線の影響とは考えにくい」とする見解を出していますが、これで1巡目と2巡目をあわせたがんやがん疑いの患者は184人となりました。
2巡目の状況について、委員からは、
1巡目の検査のあと、短期間でがんが見つかり、中には急速に大きくなっている人もいるのではないか」とか、
がん患者の男女比では男性の割合が多く、チェルノブイリと似ているのではないか」といった疑問が投げかけられました。
これに対して検査にあたっている県立医科大学の医師は、「十分わからないこともあり、慎重に調べたい」と答えていました。
27日の検討委員会では、今後、甲状腺がんに関する科学的な知見を整理するため、新たに外部組織を作る方針が確認されました。
12月27日 NHK 福島放送局
★注、
太字で強調した部分は、この『逝きし世の面影』独自の判断。

『前回(3ヶ月前)第24回検討委発表とは大きく違っていた。!!驚き?の今回の第25回目の検討委発表の異常事態』

今回の検討委発表とは2順目検査であり、前回調査では異常が無かったA判定の子供たちが対象で『1巡目の検査のあと、短期間でがんが見つかり、中には急速に大きくなっている』ことに注意。(『がん疑い』の子供たちはほぼ全員が甲状腺を全摘出している)、
甲状腺は人体では比較的小さな器官だが成長ホルモンを分泌するので、成人の普通の甲状腺がんは乳がんのように性差が大きい悪性新生物だが、チェルノブイリ原発の放射能由来の小児甲状腺がんの場合はほぼ性差が無い。
今回の検査では『がん患者の男女比では男性の割合が多く』て『チェルノブイリと似ている』どころか丸っきり同じなのである。

『3カ月前の検討委と比べられないような、コペルニクス的な大きな変化が起きている!』

今まで福島県検討委ですが、自分たちが小児甲状腺がんの最高権威であるかのごとく超上から目線で自信たっぷりに振る舞っていたのです。
ところが今回は、『分からない』、『新しい外部組織を作る』は驚くやら呆れるやら。日本中から専門家を集めているはずが、今回は君子豹変して素人集団に成り下がっている。
福島県検討委第25回発表はこの12月27日NHK福島放送局によるものが一番内容的に充実しているのですが、分かり易く一言でいえば『もう駄目だ。!放射能被害を隠しきれない』『福島県や日本は終わっている』である。

『安倍のお友達の籾井NHKによる極限まで劣化した第二次「玉音放送」の無残』

今(前回第24回)までの通例の福島県検討委による小児甲状腺がんの発表では必ずあった『放射線の影響は考えにくい』と頭から福島第一原発事故の放射能被害を断定的に否定する陳腐な『常套句』が今回は跡形も無く消えている。
その代わりが、『わからない』ので→『慎重に調べたい』と判断を丸ごと放棄している。
甲状腺がんの『科学的な知見』さえあやふや。何と、検討委ですが丸っきり『知らないらしい』のである。自分では判断出来ないので→レベル7の未曾有のフクシマ核事故から5年と9ヶ月が過ぎた段階で『新たに外部組織』を作ると言い出した。
余りにも白々しい。真っ赤な嘘である。
そもそも検討委は日本で最高の知見を集めて作られたことになっているのですから、結論は明らか。
フクシマの放射能の影響は顕著で、もはや誰にも隠せない。既に明らかな『もう駄目だ』の結論を単に先送りしているのですから余りにも情けない。
ヒロシマナガサキの核攻撃から数日後には『玉音放送』を行った日本ですが、71年が過ぎ極限まで劣化しているので、NHKの二回目の玉音放送も劣化が激しい。

『「放射線の影響は考えにくい」に疑問 福島の甲状腺検査 評価部会長が辞表』2016.11.1 北海道新聞

「部会長の立場では自分の意見が言えない」
東京電力福島第1原発事故後に福島県が設置した県民健康調査検討委員会の委員で、子供の甲状腺検査を評価する部会の清水一雄部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)が、検討委に辞表を提出していたことが分かった。清水氏は検討委が3月にまとめた「放射線の影響とは考えにくい」との中間報告に疑問を感じ、「部会長の立場では自分の意見が言えない」と辞任を決めたという。
清水氏は医師で、甲状腺の内視鏡手術の第一人者。原発事故当時に18歳以下だった福島県の子供たち約38万人を対象にした検討委の甲状腺検査では、これまでに174人が甲状腺がんまたはその疑いと診断されている。

★注、
この11月1日の北海道新聞の、福島県検討委作業部会トップが『自分の意見が言えない』と辞任したニュースと今回の12月27日のNHK福島放送局の検討委自身が、『わからない』→『慎重に調べたい』→『新たに外部組織を作る』とが別々ではなく、二つで一つのニュースであることは明らか。
福島県検討委としては、今まで頭から『放射線の影響とは考えにくい』と完全否定していた手前、コペルニクス的に180度逆の現実を認めるとこが出来ないだけで、暗に小児甲状腺がんの原因がフクシマの放射能被害だと断定しているのである。
5954f0d0b40f7a1fcbe96b99164674db

『船が沈没するときは、沈む前に真っ先にネズミが逃げる』

2年前の韓国大型旅客船セウォル号沈没では乗客や客室乗務員を船室に放置したまま操船に関係する船長や航海士、機関長など乗員だけが真っ先に逃げて未必の故意の殺人罪などに問われて厳罰に問われているが、日本でもフクシマでは同じ種類の話が進行中であるらしい。
福島県検討委における甲状腺検査のトップ(評価部会長)で日本甲状腺外科学会前理事長でもある清水一雄部会長が今回の第25回発表の寸前に辞表を出しているが、これでは丸っきり沈没寸前のセオゥル号から子供たちを放置したまま逃げ出した極悪で無責任極まる船長や機関長などと同じ行為である。
甲状腺の専門家中の専門家である清水医師ですが、『検討委が3月にまとめた「放射線の影響とは考えにくい」との中間報告に疑問「部会長の立場では自分の意見が言えない』と辞任したとある。
ところが、本当に、検討委の結論である『「放射線の影響は考えにくい」に疑問』であるなら、辞任せず(逃げ出さず)に『放射能の影響だ』と発言するべきであろう。
セオゥル号と全く同じで、現場の最高責任者が真っ先に逃げたのでは子供たちは助からない。
真っ先に11月1日に逃げた清水一雄部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)に続き、今回の12月27日NHK福島放送局によれば残りのメンバー全員が『検討委』の泥船から逃げ出そうと画策しているのである。
351d6d671f2abc61f8dcb0c49a5a7e73

『岡山大の津田教授(マスコミ)による「福島県は他県の数十倍」との真っ赤な(小さな)嘘』

マスコミが大宣伝していた日本外国特派員協会での岡山大学の津田教授の『福島県は他県の数十倍』との講演ですが、実はこの事実自体は福島県検討委(星座長)と共通認識である。(津田教授とか検討委の『他県』とは甲状腺などに異常があり医療機関で診察した人数が分母であり、健康な子供など全員が対象の福島県との単純比較はそもそも無理筋)
検討委と津田教授とは(他県の数十倍だけなら)何の見解の違いも無い、同一なのである。
日本国の場合は、マスコミは挙国一致の大政翼賛会なので全員が検討委が『福島県は他県の数十倍』を否定しているかのごとく誤って報道していた。明らかに完璧に内容が同じ『大本営発表』で、意識的に日本人の一般市民を『間違いの迷宮』に誘い込んでいたのである。
では何が両者では違っているのか。
検討委は(今回の12月27日以前では)今まで一貫して『放射線の影響は考えにくい』と言い続けていた。
対して津田教授の方は、11月1日に『「放射線の影響は考えにくい」に疑問』だとして検討委から離脱した(逃亡した)清水一雄部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)とよく似た見解を述べていた。
この岡山大学の津田教授の『福島県は他県の数十倍』との日本外国特派員協会での講演時に提示していたのがブログ記事冒頭に掲げたグラフであるが、ベラルーシの小児甲状腺がんのピークである1995年の91人を何故かわざと抜いている。
津田教授は前年の1994年で終わっている図を作成しているが大事な最大値を抜くなど基本的に『有り得ない』怠慢なのである。この男は間違いなく極悪原子力ムラ隠れ村民の御用学者の一人であり、姑息で薄汚い詐欺師で間違いないでしょう。インチキの手口が余りにもお粗末である。
E586febc95d614360724228cf60ee1f3


『同じ時期のチェルノブイリ(ベラルーシ)よりも数十倍も悪い日本のフクシマ(福島県)の小児甲状腺がん』 

人口が福島県の5倍の1000万人のベラルーシではチェルノブイリ原発事故以前の小児甲状腺がんは11年間(1975~1985)ではわずか7名だった。(年平均なら0・6人程度と少ない。人口が5分の1の福島県なら0・12人)
しかし、1986年4月26日のレベル7のチェルノブイリ原発事故の発生で、早くも(年平均値の3倍以上の)年内に2名が発症する。チェルノブイリ原発事故の2年目(1987年)は4名、3年目は5名、4年目は6名と原発事故以前の10倍になるなど確実にバイバイゲームで増えていく。
ところが、なんと、5年目の1990年には29名と突然数字が大きく跳ね上がっている。
チェルノブイリ原発事故から9年目の1995年にはピークになり91名が小児甲状腺がんを発症している。事故後の11年間(1986~1996)では508名と事故前に比べ72倍になる。(成人では前者では1342名、後者では4006名と約3倍に増加しているが子供ほどの顕著な差は無い)

『嘘には普通の嘘と大嘘と統計の嘘がある』

福島県の場合1順目(スクリーニング検査)は2013年度(最終は2014年3月末)に37万人を対象に実施して8割の30万人が終わっていて116人の小児甲状腺がんが見つかった。
日本人医師とか一般人が普通に使う医療用語とは大違いで、福島県検討委の『がん疑い』とは細胞診など癌検査のすべてが陽性だった『がんと確定』のことを指し、『がん確定』とは甲状腺を摘出して病理検査が終わったことを指す特殊な業界用語というか不真面目な隠語の類。
(日本政府や検討委、マスコミですが、基本的に詐欺か手品で今の日本が陥っている深刻な事態を何カ月かだけだが、少しだけ時間を誤魔化していたのである)
2順目検査は2014年度と2015年度(最終日時は2016年3月末日)に一巡目には含まれていなかった福島第一原発事故当時に胎児だった子供達を入れて約38万人を対象にして7割の27万人を調べて、今回新たに68人が小児甲状腺がんと判明する。
(注、『福島県検討委による意味不明の姑息な数字の水増し』
IAEAやWHOですが、チェルノブイリの放射能被害と唯一認めているのは小児甲状腺がんだけなのですが、その理由は案外簡単で、原発事故時には胎児だったので自力で呼吸していなかった子供たちには甲状腺がんの発症が無かったから)
68人の子供たちですが前回調査時には健康体だったのですから、前回調査から1年から最長でも2年で小児甲状腺がんになっているのですよ。(成人の場合にはがん検査で見つかる1センチになるには通常なら30年ほどかかる)
しかも検査したのは原発事故から3~4年後であり、本来なら放射能の被害が深刻化する時期ではない。チェルノブイリではこの時には6人なのです。(人口が5分の1の福島に当てはめれば1人強程度)『「放射線の影響は考えにくい」に疑問』どころか、放射能以外には考えられないのである。


3d37974ba2e7dfa03b1950a7b857b606

444a3b4829e631788d8e9d99e5ca3b41_s 孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 3時間前 
安倍首相の真珠湾訪問。朝日は本訪問はそもそも米側提案と報じていた。どの様な形で実施かも指示のはず。そして今次訪問における米国務省報道官のコメント。「in a spirit of looking forward未来志向の精神で 」そうなんです。行動だけでなくセリフも米国の振り付け

A4055b5458ca30aae515d14b6e2a1e73 金子勝 ‏@masaru_kaneko  · 8時間前 
【ただの茶番劇】今、テレビは、安倍首相が真珠湾で気持ち悪い演説を流している。「米国の寛容に感謝」し、「日米和解」を示すという。じゃあ、改憲に夢中な安倍首相は、「押しつけ憲法」批判を止めるのかしら?かつて植民地化し侵略した中国や韓国に対しても同じ事をするのかしら?この人、支離滅裂。

F152784eb965458f3f77f6244fa4e6eb

『責任者には責任が無く、知識人には知識が無い。マスコミは真実を報道する勇気が無いが信用度だけは天文学的に高い不思議の国ニホンの究極の不幸』

12月28日のテレビのニュース枠を乗っ取った感のある安倍晋三首相による真珠湾訪問ですが、まさに茶番劇であり、これは絶望的なフクシマの放射能被害の隠蔽工作の一環であることだけは間違いないであろう。行動だけでなくセリフも米国の振り付けであり、まさにin a spirit of looking forwardで支離滅裂の亡国行為なのである。
今回の負け戦ですが、71年前と同じで日本人は全員が薄々敗戦を自覚しているのだが、表向きには自分からは負けを認める勇気が無い。ソ連軍の参戦のような外圧が無い限りダラダラと悲惨極まる負け戦のバンザイ突撃とかゼロ戦の特攻を続けていて今後も『玉音放送』を実施しない心算なのだろうか。不思議な話である。
629cdf78ba45589379aa014b72d2d280
極度に愛国的な日本共産党(志位和夫委員長と機関紙赤旗)

71年前と同じ日本の病理『見ざる聞かざる言わざる』

今までは5年9ヶ月前のフクシマの核事故の悲惨極まる現状を、『見ざる聞かざる言わざる』で挙国一致の大政翼賛会で隠そうとしているのですが、今回はとうとう総本山である『大本営』(日本政府、検討委、NHK)はバンザイ(降伏)を行った模様なのです。
ところがである。この明らかな事実を誰も認めたくない。
安倍晋三のお友達の、あの籾井NHKさえ5年9ヶ月かけて渋々今回やっと認めた『不都合な事実』を、今の日本人は『見ざる聞かざる言わざる』で無視しているのですから不可解である。
この逝きし世の面影ブログの『福島県検討委二順目(2014年度、2015年度)68人の小児甲状腺がん』と同じ趣旨の記事が何処にも無い。(反原発とか放射能被害に特化したブログさえ何も書かず無視する不思議)
類似記事が何処にも無いだけではなくて、なんと、福島県検討委の疑似『玉音放送』を取り上げたこのブログ自体のアクセス数も急減しているのですから呆れ果てる。
悪い事実を『知りたくない』のである。
(破壊的カルト宗教の創価学会信者は『聖教新聞に書いていない→だから真実ではない』と思うらしい。ところが、日本の場合には左翼護憲派の知識人でも五十歩百歩であり何ら変わりがない。困ったことに極度に愛国的な日本共産党機関紙赤旗がフクシマの放射能被害を決して取り上げないのである。この結果は恐ろしい。ほぼカルト信者と同じ非科学的な発想である『赤旗に書いていない。→だから事実ではない』と信じたい)
逝きし世の面影の12月29日のアクセス数『アクセス・ランキング』を見ると閲覧数6,757 訪問者数1,881 順位:74位 / 2,650,391ブログ中 (前日比↓)
gooの『政治』 ジャンルのランキング 集計 : 2016年12月29日 10位 健康な子供68人が2年で小児甲状腺がんに!「逝きし世の面影」訪問者164
 

2016年12月27日 (火)

日本にバイバイしてる安倍首相と稲田防衛相

逝きし世の面影
6a673d8923e8f7f5183f5b8e2c550b66
『歴代首相では4番目 安倍首相「真珠湾訪問」のドッチラケ』
2016年12月25日 日刊ゲンダイDIGITAL   

26~27日に行われる安倍首相のハワイ・真珠湾訪問。大新聞・TVは当初、「現職首相の訪問は初めて」と大騒ぎだったが、1951年9月に当時の吉田茂首相の真珠湾訪問が表面化すると、「アリゾナ記念館を訪れるのは初めて」と一気にトーンダウン。オバマ大統領と最後の日米首脳会談が予定されているにもかかわらず、いつもと違って事前報道もチョボチョボだ。日ロ首脳会談の時と対照的だが、盛り上がらない理由はハッキリしている。単なる思い付きの安倍外交の「正体」が透けて見えるからだ。

■祖父・岸元首相を“パクった”か?
そもそも、歴代首相の真珠湾訪問は吉田だけじゃない。22日付の米国「ハワイ報知」新聞は〈鳩山一郎、岸両首相も訪れていた〉との大見出しで、鳩山が1956年10月29日に、岸はアイゼンハワー大統領との会談で訪米した際の57年6月28日に、それぞれ真珠湾を訪れていた――と報じた。鳩山、岸ともに当時の新聞紙面を写真入りで紹介し、わざわざ〈公式の訪問とみられる〉との見解も添えている。
これで安倍首相の真珠湾訪問は歴代首相として「初めて」どころか、4番目に後退したワケで、すっかり「歴史的」じゃなくなった。
安倍首相はもったいぶって「真珠湾を訪問することの意義、象徴性、和解の重要性を発信したいとずっと考えてきた」と言い、熟慮を重ねた上での勇断――のような口ぶりだったが、爺さんの“パクリ”だったワケだ。
アリゾナ記念館の訪問も“焼き直し”と言っていい。首相としてではないものの、河野洋平元副総理が、衆院議長時代の08年12月にアリゾナ記念館を訪れているのだ。衆院議長は総理大臣と並ぶ「三権の長」のポストだ。意義は重い。その河野氏は23日の朝日新聞で、訪問理由について、同じ年に広島市で「G8下院議長会議」が開かれた際、米国のペロシ議長(当時)が平和記念資料館(原爆資料館)に足を運んだことを挙げて、〈勇気を持って広島に来た。私も日本の衆院議長として真珠湾を訪問したいと心に決めた〉と話していた。今回の安倍首相の真珠湾訪問のケースとソックリだろう。これじゃあ、「初めて」が大好きな大新聞・TVがガッカリするわけだ。

■オバマの引き立て役に
「メディアの報道がほとんど見られない状況から、よほど中身がないのではないか。おそらく、巷間言われているように、トランプ次期大統領と面談した件を取り繕うために真珠湾を訪問するのでしょう。大体、首脳会談では何をテーマにするのでしょうか。オバマ政権とトランプ次期政権は核兵器に対する考え方だって真逆なのです。結局、北方領土問題と同じで、安倍外交とは、いつも行き当たりばったりなのです」(元外交官の天木直人氏)
トランプにとって、オバマは政敵だ。そのオバマ政権最後の花道を飾る“引き立て役”を買って出た安倍首相を見たトランプが激怒し、対日要求をエスカレートさせるかもしれない。安倍首相の思い付き外交は国益を失うだけだ。

『真珠湾訪問に公開質問状 安倍首相が試される不戦の本気度』2016年12月27日 日刊ゲンダイDIGITAL   

やはり、こういう展開になった。
26日、ハワイ・真珠湾訪問に出発する安倍首相に対し、日米などの歴史学者ら50人以上が公開質問状を発表した。真珠湾を慰霊するなら、中国や朝鮮半島、アジア諸国の戦争犠牲者も慰霊する必要があるのではないか――とした上で、国会で「侵略の定義は定まっていない」と答弁している安倍首相の歴史認識も問う内容だ。
質問状に名を連ねているのは映画監督オリバー・ストーンや、核廃絶に取り組むアメリカン大のカズニック教授、現代史研究で知られる関東学院大の林博史教授ら。安倍政権に対して歴史認識を質す文書が出るのは、昨年5月に欧米や日本の著名な歴史学者ら187人の声明が出て以来、2度目だ。
何せ、太平洋戦争を「自存自衛のための解放戦争だった」と正当化している保守層を支持基盤に持ち、かつ、東京裁判にも否定的な見方を示している安倍首相が、“象徴的”な場所ともいえる真珠湾を慰霊訪問するのだ。
安倍首相が先の大戦に対して日本の首相として本気で哀悼の意を表するというのであれば、同じように旧日本軍が中国やアジアで繰り広げた侵略戦争で亡くなった犠牲者を慰霊するのは当然――と考えるのもムリはない。
公開質問状は、そんな安倍首相の“本気度”を試していると言ってもいい。

となれば、ガ然、注目されるのは、現地時間の27日午後(日本時間28日午前)にオバマ大統領と一緒にアリゾナ記念館を訪れる安倍首相の口から、どんな言葉が飛び出すかだ。
「謝罪すれば、保守層から総スカンを食らうし、上っ面だけの曖昧な言葉でお茶を濁せば、イエス・ノーがハッキリしている米国民は『わざわざ何を言いに来たのか』と反発する。恐らく最近、多用している『未来志向』という言葉を使い、『日米同盟の強化』や『不戦の誓い』を表明するつもりだと思います」(外交ジャーナリスト)
内容次第では、安倍首相がナ~ンも考えていなかったことがバレバレになるのは間違いない。他方、何を言おうが、今後、中国が「真珠湾に行ったのであれば、北京の抗日戦争記念館にも来るべきだ」と、今以上に態度を硬化させるだろう。すべて「無定見外交」が招いたツケだ。
「全く意味のない、中身のない真珠湾訪問になるでしょう」(元外交官の天木直人氏)
日ロ首脳会談に続く「失敗外交」になりそうだ。
12月27日 日刊ゲンダイ

08a64847bdd66f7ee6077861e64fa730
『日本では三面記事(ゴシップ記事)だった一番最初の吉田茂首相の真珠湾訪問のマスコミ(読売新聞)の扱い』

444a3b4829e631788d8e9d99e5ca3b41_s 孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 12月8日 
安倍首相の真珠湾訪問、日本の現職首相として初めてと大々的に報じているが、ファクラー元NYT東京支局長初めてではないとツイッター。吉田首相が現職で訪れている。
Martin Fackler
‏@facklernyt   
安倍首相の真珠湾訪問が発表された時に、国内外の多くのメディアが一斉に「現職の首相として初めて」と報道したが、実は「現職初」ではなかった。@BuzzFeedが65年前の新聞記事を確認した:

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 12月8日 
日本のメディア:大手メディアは安倍首相真珠湾訪問予定を一斉に「現職の総理大臣が真珠湾を訪れて犠牲者を慰霊するのは初めて」と報道したでしょう。「私達は大変な誤報を行いました。お詫びします」と言うのが当然でしょう。どこのメディアがそれをしているか。しないとすれば恥の感覚も喪失したか。

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 12月8日 
安倍真珠湾訪問。吉田首相真珠湾訪問。1951年9月属国的な旧安保条約結んだ帰りに真珠湾訪問。隷属的姿勢の象徴が真珠湾訪問。そして隷属姿勢強める安倍首相が第2番目とはこれまた象徴的。メディア安倍最初と大誤報。誤報謝罪したか

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 12月16日 
「安倍首相の真珠湾訪問、現職初」の報道。朝日「誤報でした」との謝罪はないが、米太平洋司令官(当時)の日報等誤報である事を裏付ける事実を報道。「皆で誤報しても怖くない」。官邸、省庁説明を検証なしに報じる体質が誤報を招いた

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 12月16日 
「安倍首相の真珠湾訪問、現職初」の報道。朝日「誤報でした」との謝罪はないが、米太平洋司令官(当時)の日報等誤報である事を裏付ける事実を報道。「皆で誤報しても怖くない」。官邸、省庁説明を検証なしに報じる体質が誤報を招いた

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 12月23日 
年末、安倍首相の真珠湾訪問。大手マスコミは現役首相初と大々的に報道。だが吉田首相だけでなく、鳩山首相と岸首相も真珠湾を訪問。鳩山、岸両首相とも『礼砲の歓迎』と『儀仗兵の閲兵』あり、公式訪問。今大々的誤報は報道機関の隷属象徴

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 12月23日 
朝日新聞よ①。24日真珠湾訪問を「戦後脱却」打ち出すと一面、二面で大々的に報じているが、吉田首相、鳩山(一郎)首相、岸首相が現役で訪問し、後者2名は『礼砲の歓迎』と『儀仗兵の閲兵』が行われていると現地紙が報じた経緯がある中、これら報道はなく(多分)、

67682dc810084902e1dc294d38458c36
静岡新聞 12/23(金) 配信 12月22日付ハワイ報知紙面
8d401da27132b488dcefe4d1b6583c90
岸信介首相のハワイ訪問を伝える「ハワイ報知」英語版(1957年6月29日付、ハワイ報知社提供)

『仰々しい礼砲の歓迎や儀仗兵の閲兵まであった日本国首相の公式行事(ハワイの真珠湾訪問)を、なぜか全員で完全無視して「無かったこと」にした日本国内メディアの怪』

65年前の読売新聞の報道を、政府もマスコミも有識者も一般市民も同じで、全員が横並びで完璧に忘れていた今回の大失敗(人間の記憶とか認識力の不思議)ですが、初回の吉田首相の場合には、新聞の第一面(当時の最大の関心ごと)にはソ連や中国を含む全面講和か、それともアメリカとの単独講和(サンフランシスコ講和条約)かの(当時の東大総長を吉田茂が『曲学阿世の徒』と罵ったなどのエピソードがある)政府とマスコミや知識層との大論争がある。
読売記事とは、吉田茂首相がゴリ押しして通した大論争のその単独講和(サンフランシスコ講和条約)の署名捺印した帰路にハワイに立ち寄ったゴシップ記事(三面記事)として書かれたものであり、ことの大事さに誰も思い至らなかった。
だから当時も自民党政府べったりの読売新聞が『よいしょ』の心算で(ほのぼのとした心温まるエピソードに偽装して)三面記事として、ついうっかりして小さく書いてしまったのだろう。(読売以外は誰も何も書いていない)
ところが、サンフランシスコ体性に落ち着いた後の1956年の鳩山一郎首相と1957年の岸信介首相の場合には、一切日本側のマスコミが(一つの例外も無く)報道していない。
民主主義の旗印の我が日本国では、大日本帝国時代の挙国一致の大政翼賛会の『大本営発表』も真っ青の、完璧な報道統制を敷いていた。
巷間言われている戦後民主主義とか報道の自由などは『真っ赤な嘘』(アメリカ製のプロパガンダ)だったのである。
この時首相のハワイでの行動を、唯一報じていたのは地元ハワイの日系アメリカ市民向けの超ローカル紙だけだった。(ハワイ島にある日系市民向けの新聞社が日本国首相の動向を報じないと存在意味がない。
 
 

2016年12月26日 (月)

米軍や自衛隊のオスプレイは3・11フクシマ核事故後(民主党政権)

逝きし世の面影
470c09c1860b56146e4da8eff278a97d
『自衛隊「オスプレイ導入」を中止できない、日本政府の呆れた事情 貧乏くじを引かされ続けていいのか?』2016年12月25日 現代ビジネス   

■首都圏にオスプレイがやってくる
沖縄の人々がおそれていた垂直離着陸輸送機「オスプレイ」の事故が遂に起きた。
「墜落」(米軍準機関紙『星条旗』)した機体は大破して沖縄県名護市の海岸に無残な姿をさらけ出した。集落付近の海岸からの距離はわずか80メートル。大惨事となる恐れもあった。
開発段階から墜落事故を繰り返し、性能が安定しないオスプレイ。沖縄県の米海兵隊普天間基地に24機配備されている。墜落したのはその中の1機だ。
2017年1月からは千葉県木更津市の整備施設で定期整備が始まり、沖縄からオスプレイがやってくる。
17年度には東京の米空軍横田基地に別の10機が配備され、18年度からは陸上自衛隊による導入が始まり、自衛隊機としてのオスプレイは当面17機となる。
墜落の恐怖にさらされるのは、もはや沖縄だけではない。近い将来、米軍機と自衛隊機合わせて51機もオスプレイが日本全土を飛び回るのだ。国民の安全・安心のためには、せめて自衛隊への配備は中止すべきではないのか。

そもそも自衛隊への配備は、異例の経過をたどった。

本来、自衛隊の武器類はユーザーの自衛隊が選定する。具体的には陸海空自衛隊を統合運用する制服組トップの防衛省統合幕僚監部が、20年先の安全保障環境を見通して策定する「統合長期防衛戦略」をたたき台に、陸海空の各幕僚監部が武力攻撃事態を想定して武器類の導入を要求し、予算化される。
陸上自衛隊幹部は「『統合長期防衛戦略』を受けて陸上幕僚監部がつくった『陸上自衛隊長期防衛戦略』に『オスプレイ』の名前はありませんでした。情報は入ってくるので検討対象になったはずだが、採用されなかった」と打ち明ける。
陸上自衛隊が導入を求めなかったのは、性能上の理由によるところが大きい。
オスプレイは輸送機だ。
陸上自衛隊はオスプレイの二倍以上の人員や物資を空輸できるCH47大型ヘリコプターを55機も保有している。速度、航続距離こそオスプレイが優れているが、狭い日本で活用するにはCH47で十分と判断した。

では、なぜ陸上自衛隊は導入することになったのか。

米軍が沖縄配備を進めた12年当時、沖縄から強い配備反対の声が上がった。
民主党政権の玄葉光一郎外相は「安全性を訴えるため自衛隊も保有すべきだ」と提案、当時の森本敏防衛相が同調して13年度防衛費に調査費800万円を計上。
同年12月に衆院が解散され、選挙で勝利した自民党が政権に復帰すると、安倍晋三内閣は14年度予算に「オスプレイを陸上自衛隊に配備するための調査費1億円」を計上、導入目標を15年度とした。
民主党政権がオスプレイ導入し、自民党政権で熟成され、異例の「政治主導による武器調達」が実現した。
文民である政治家が「これで戦え」と軍事の専門家である制服組に武器を下げ渡したのである。
沖縄で墜落したオスプレイの同型機は、事故からわずか6日後に飛行再開。
自衛隊配備の51機のオスプレイが事故を起こさないよう祈るしかない。 

■防衛省HPに載る「ウソの数字」

防衛省は自衛隊オスプレイの佐賀空港への配備を計画している。
本当に安全なのだろうか。

■事故率は全機種平均の41倍

実戦ではどうなのか。
海兵隊航空機アフガニスタン事故報告書で、海兵隊航空機12機種のクラスA~Dの事故率は26.69で、3746.8時間に1件の割合で事故が発生した。
オスプレイの事故率は1105.56で全機種平均の約41倍と極めて高く、90.4時間に1件の割合で発生した。クラスAの事故率は138.19で、12機種平均の21倍にも達した。
飛行時間は同じ輸送機のCH53Eが1万9480時間、CH53Dが5630時間に対し、オスプレイは723.6時間と極端に少ない。、実戦に不向きという致命的な弱点をさらけ出した。

今回の沖縄での事故は夜間の空中給油中、MC130給油機から伸びた給油ホースにオスプレイのローターが当たり損傷。
オスプレイは全幅25. 78メートルの機体の左右に直径11.6メートルと、ローターが巨大ゆえに伸びてきたホースがあたりやすいという特性がある。
自衛隊のオスプレイも米軍と同様の、夜間の空中給油訓練を否定していない。安心材料は何一つない。

■イスラエルもキャンセルしたのに…

日本政府は15年度5機(516億円)を発注したのを皮切りに、16年度は4機(447億円)と全17機のうちすでに9機を発注した。
1機あたり100億円強の計算だが、関連経費が加わるためそれだけではすまない。米国防総省は昨年5月米議会に対し、売却総額は推定で計30億ドル(当時約3600億円)に上ると報告している。
やっかいなのは日本政府が米政府から直接購入するFMS(対外有償軍事援助)方式となっている。つまり価格、納期は米政府の「言いなり」になってもらい、「言いなり」にならない場合は解約されてもやむを得ないというトンデモない商売だ。 

『在日米軍や日本政府が言う「オスプレイが高性能で安全」なら、なぜ世界最強の米陸軍が採用しないのか』

理由は陸上自衛隊と同様、CH47やUH60といった高性能のヘリコプターを多数保有しており、費用対効果や性能に不安があるオスプレイは不要。
またオスプレイの高速性が魅力というなら、なぜ米政府は大統領専用ヘリコプターとして採用しないのか。不安がないなら大統領はじめVIPが乗って安全性を、身をもって実証すべきだ。
購入の意思を示していたイスラエルがキャンセルしたため、米国以外で本格的に導入するのは日本だけとなった。
明らかな貧乏クジと分かりながら、大金をつぎ込み、導入するのだ。
12月25日 現代ビジネス   (抜粋)

E493ad504c06f1ca51d550c3d9d83d90

『飛行機とヘリコプターのキメラ。醜悪で不吉な空飛ぶ棺桶オスプレイ』

銃器や戦闘機、戦車などの武器や兵器の類には不思議な機能美が備わっているので、男の子なら誰でも一度は必ずその『美しさ』に魅了されるがオスプレイには兵器としての機能美が少しも無い。
機能的に『美しい』どころか、基本的にその存在自体がSFホラー映画『バイオハザード』に描かれているように見るからに『醜悪』で『不吉』。死を連想させる、まさに『空飛ぶ棺桶』である。
姿が見苦しばかりか、安全面や確実性で大きく劣っている。
しかも性能的にヘリコプターよりも速度や航続距離が長い以外の長所が無いが、『輸送機』としてみれば固定翼機(C130)とは最初から桁違いの性能不足。
基本的にオスプレイは意味不明の存在なのですが、そもそも今のアメリカ海兵隊の存在自体が意味不明。もはや敵前上陸で海兵隊が大活躍した第二次世界大戦のノルマンディ上陸作戦の再来など誰も期待していない。(海兵隊とは歴史的に見れば水兵の反乱を防ぐ目的で陸兵を軍艦に乗せたもの)
自民党歴代内閣で安保担当の官房副長官補として日本の安保・防衛問題を仕切っていた元防衛庁の柳沢協二によれば、在日米海兵隊の存在理由とは、朝鮮半島有事の際の在留米人の救出目的だとハッキリ断言している。沖縄駐留の海兵隊には日本防衛の意思も能力も無いことは明らか。
それではオスプレイは何を目的に導入されたのか。もちろん従来からの海兵隊の任務である朝鮮有事の在留米人救出も含まれている可能性もあるが、時期的に見れば日本のフクシマ有事の時の在日米人の救出が目的だと誰にでも分かる。
3・11フクシマの核事故の発生では福島第一原発から220キロの太平洋上の原子力空母ロナルド・レーガンの乗員が被曝して深刻な健康被害が出たと何百人もが訴訟を起こしているのですよ。(オスプレイなら千キロ程離れた安全な太平洋上からでも可能。これは従来の大型ヘリでは性能的に絶対に無理だった)


2016年12月24日 (土)

衆人環視の中での公開処刑?のようだった53年前のケネディ暗殺

逝きし世の面影
D71bf794bcbad34299db6fe56157e859
『ケネディ大統領暗殺事件極秘ファイル、いよいよ2017年10月26日に公開』
Posted 3 days ago, by Derrick Franklin

1963年11月22日に起きたケネディ大統領暗殺事件後に組織された調査委員会の調査報告書の内、これまで公開されてこなかったものが、2017年10月26日に公開されることが決まった。
これらの機密情報に関しては、当初は2029年に機密解除される予定となっていたが、1991年にオリバー・ストーン監督による映画「JFK」が公開され改めてJFK暗殺陰謀説に火が付いたことにより、翌年1992年に特例法「President John F. Kennedy Assassination Records Collection Act of 1992」が制定されることで、1992年から25年後の2017年に機密情報の公開が行われるように情報公開のスケジュールが前倒しとなっていた。
公開が予定されているのは、調査委員会の調査報告書の内、国家機密指定によりこれまで公開差止めなっていた約3000ページ分の資料となる(既に34000ページ分は公開済み)。

『誰も信じていないオズワルド単独犯行説(ウォーレン報告)』
ケネディ大統領は、1963年11月22日に遊説先のテキサス州ダラスでパレード中に、リー・ハーヴェイ・オズワルドが放った銃弾により射殺されたとされているが、今日に至るまで、オズワルド単独犯行説に関しては疑問が呈されており、最近行われた世論調査でもオズワルド単独犯行説を支持する人は全体の半分以下という少数派となっていた。
公開が予定されている約3000ページの国家機密資料は、調査委員会がフーバーFBI長官、ジャクリーン・ケネディ夫人、ジェームズ・アングルトンCIA上級職員(防諜担当)、フランク・スターギス軍調査局員(潜入捜査官)、デビッド・フィリップスCIA局員(カストロ首相暗殺計画担当官の一人)、レジス・ケネディFBI捜査官(FBIニューオリンズ支局の1人でFBIの情報提供者だったオズワルドの担当者だった人物。暗殺事件直後の1963年に死亡)などに行った証言録取が含まれたものとなっている。
12月24日Business Newsline

25cecc85a9710a58fbec62c617b22357
17歳で米海兵隊に入って日本の厚木基地や三沢基地での対ソ諜報活動を行っていたオズワルドはケネディ暗殺の1時間半後には現行犯でもないのに実行犯としてスピード逮捕され2日後にはダラス市警察署内であっという間に殺される。享年24歳。

『最後に暗殺されたケネディ(JFK)』

アメリカですが初代のワシントンから今のオバマまで歴代44人中で1割の4人が暗殺で命を落としている。(暗殺未遂を含めると16人)
最初に暗殺されのが一番有名な第16代大統領のリンカーン(1865年4月14日)で南北戦争終了6日後のことであった。アメリカ人にとって南北戦争とは第一次世界大戦の11万人、第二次世界大戦の40万人を遥かに超す60万人もの戦死者を出している。(当時の南北アメリカの総人口は日本より少ない3千万人)未曾有の規模の南北戦争の戦費を賄うためにリンカーンは政府紙幣を発行したが、たぶん、これが暗殺の最大の動機だと考えられる。(リンカーンの政府紙幣はグリーンバック『緑背紙幣』とも呼ばれ、アメリカ人にとっては超インフレとか偽金を連想する)
16年後(1881年)2人目に暗殺されたのは第20代ガーフィールド大統領。その20年後(1901年)に暗殺された3人目が第25代マッキンリー大統領。
その62年後(初回のリンカーンからなら98年後)最後に暗殺されたアメリカ大統領がJFK(ケネディ)であるが、録画や多数の目撃証言があるが真相は藪の中。ジョンソン大統領によるウォーレン最高裁長官の調査委員会は、短時間の調査で暗殺はオズワルドによる単独犯行だと結論付けた。しかし、証言とか証拠類の矛盾点が多く普通のアメリカ市民はウォーレン委員会の結論を信じなかった。

『ケネディ暗殺から14年後の1977年、調査を再開した米下院』

米議会の調査再開から2年後1979年に暗殺者に関する下院特別調査委員会は、ケネディの暗殺は単独犯との最初のウォーレン報告の結論を退け、正反対の『共同謀議によるもの』(組織犯罪)と結論付けた。(ただし暗殺者を特定することも、共同謀議の範囲を特定することもできなかった)
1994年、議会は連邦暗殺再考委員会を設立して、ケネディの暗殺に関する記録を集めて公開したが、未だに暗殺に関する決定的な説はない。
1963年のケネディ暗殺で大統領に昇格したリンドン・ジョンソンはウォーレン委員会が集めた膨大な証拠類の公開を暗殺事件関係者全員がほぼ死に絶える事件発生から76年後の2039年まで封印している。
なんと、ジョンソン大統領をふくめて1979年の米下院調査委の最終結論『共同謀議だった』との認識は、アメリカ人のほぼ全員が最初から認識していたのである。(外交機密でも原則30年で公開するアメリカで、単独犯(単なる刑事事件)での証拠類の封印とは、『国家機関を含む大掛かりな共同謀議だった』と言っているのと同じ)

『最後のJFK暗殺から53年目の2016年アメリカ大統領選、またまた囁かれるトランプ暗殺?の可能性』

90歳(2016年11月25日)まで生きて天寿をまっとうしたキューバの革命家カストロはアメリカ(CIA)に600回以上も命を狙われ続けて『もしも、そんな競技があるなら金メダル間違いなし』だと言われているが、暗殺に備えてカストロは常に軍服の下に防弾チョッキを着用していた。
今回第45代大統領に就任するドナルド・トランプですが、大統領選の共和党予備選初期でドングリの背比べの団子レース状態だった今年3月の時点で早くも暗殺話が出ているのですから怖ろしい。
『気になるトランプ氏の「身の危険度」 過去4人の大統領が暗殺』2016.3.29産経新聞によると、アメリカでもっとも権威と伝統があり世界的にも信用力がある大手新聞社ニューヨーク・タイムズ(NYT)のコラムニスト、ロス・ダウサットは短文投稿サイトのツイッターに『いいニュースがある。トランプの選挙活動はこう終わると思う』と米大統領選の不動産王のドナルド・トランプ暗殺を示唆したという。
このツイッター末尾にリンクが添付されていたのは米スリラー映画『デッドゾーン』の一コマだというから、ついうっかりの『失言』の類ではなくてテロの確信犯である。

『いくらマスコミ総がかりのネガティブキャンペーとはいえトランプ大次期統領暗殺を教唆する暴走、・・・絶句』みんな仲良く全員テロリスト

ニューヨーク・タイムズ(NYT)のコラムニストが参考例としてあげた映画『デッドゾーン』の主人公は未来を予知する超能者で『新米大統領が核戦争を引き起こす』ことを知って『大惨事の芽を事前に摘むべきだ』と暗殺を決意するという筋書き。丸っきりテロの奨励である。(トランプの『何』が、これほどエスタブリッシュメントを苛立たせるのか?と逆に興味を引かれる)
記事では、『その後、「不謹慎だ」とネット界で騒ぎになり、ダウサット氏はメッセージを削除し、謝罪に追い込まれた。(NYTにコメントを求めたが、2月25日時点で回答を得られなかった)』とあるが、NYT編集部とコラムニストとは基本的に同じ考え方なのである。(NYTが激しいトランプバッシングを延々と行っているのは全員が知っている事実)
何と、70歳のトランプ氏はキューバの革命家カストロと同じで、『このため、トランプ氏が公の場に出る際には防弾チョッキを着ているそうだ。』もう無茶苦茶である。
 

2016年12月22日 (木)

アメリカがロシアへの報復を示唆したら、即座に起きたロシア大使暗殺

  逝きし世の面影
4ce10a9309c2ec8642c0d791a8cd172c_2
笑うセールスマンならぬ、何故か逃げることなく『演説?する不思議な暗殺犯』

12月19日、過去にはトルコの首都アンカラのロシア大使館の警備をしたこともある現職警察官がボディガードを装て会場に侵入。写真展の開会式場で挨拶するロシアのアンドレイ・カルロフ駐トルコ大使(62)を背後から銃撃、殺害後に逃亡することなくテレビカメラに向かって5分間も『アラー・アクバル』『アレッポを忘れるな』などと堂々と演説。ロシア大使の暗殺犯はアンカラ機動隊のメブリュト・メルト・アルトゥンタシュ(22)。その後駆け付けた警官隊との銃撃戦で射殺された。トルコ共和国において45年前にイスラエルの総領事が殺害された事件はあるが、今回のように『国』を代表する大使が殺害されたのは初めてだった。
BBCやロイターなど欧米のマスコミではシリアのアレッポ陥落の報復だというが、話が丸っきり逆さまである。
欧米マスコミから見れば『アレッポ陥落の報復』の論理は成り立つかも知れないが、最後の拠点だったアレッポがロシアやイランの支援を受けたシリア政府軍の猛攻で陥落したのは何日も前の話である。勝敗は既に付いていて、今は敗残兵が無事にトルコ側に撤退出来るかどうかの微妙な時期なのですから、逆効果どころか、タイミング的にあまりにも悪すぎる。ロシアを怒らせて暴走させるのが目的なのだろうか?何とも不思議な話である。
トルコ当局は暗殺犯はクーデター未遂事件の黒幕でアメリカに亡命中のギャレン師と関係があったと発表したが射殺されたので『死人に口無し』で真偽はまったく不明。カルロフ駐トルコ大使はロシアの友好国である北朝鮮大使を20年も務めたベテラン外交官で、今回のように普段からボディガード無しで行動することで有名だったらしいが、緊迫した今のシリアやトルコなどの中東情勢を考えれば信じられないよな話である。(今回の現職警察官のように事情を知っていれば簡単に暗殺が可能)

『ロシア大使殺害テロ、「ヌスラ戦線」が犯行声明』2016年12月21日 Sputnik

トルコ駐在のロシア大使、アンドレイ・カルロフ氏の殺害事件でテロ組織「ファタハ・アルシャム(改名前はヌスラ戦線)」が事件の犯行声明を表した。

6554768b650e654ef85705da748102a7
E4f014234802b0deb010d971aad9824c
『何事もなく無事に済んだ12月19日のアメリカ大統領選挙人投票、(トランプ当選)』

史上希に見る汚い大統領選挙ですが、これは人々にとっても異例中の異例で今回の『汚名』は長く歴史に残るでしょう。
トランプが306人でクリントンが232人と圧倒的な大差がついた11月8日のアメリカ大統領選挙人選挙ですが、トランプ当選に苛立つクリントン支持者による暴動まがいの抗議デモが起きるは、ハーバード大法学部教授がトランプ当選を阻む目的で、大統領選挙人に対する工作を開始するよう呼びかけるは、とうとうヒラリー・クリントン本人までが、ロシアのプーチンがアメリカ大統領選に介入したと言い出すは、オバマ大統領までが悪乗りしてロシアへの報復を示唆するは、前代未聞の騒ぎに発展していたが、普通に考えれば選挙の結果を引っくり返せない。基本的に無茶苦茶なのである。
ひょっとしたら大どんでん返しがあるかと心配した12月19日のアメリカ大統領選挙人の投票は予定通り『トランプ当選』で何事もなく無事に済んだ。(ハフィントンポストUS版によると若干の造反がありサンダースへ投票した人が出たが、大勢には影響は無かった模様)
ところが、トルコの駐ロシア大使がとばっちりで暗殺される。しかし、基本的に一度動き出した巨大な『歴史の歯車』は誰も止められないし、逆転させることも不可能なのである。

『ブッシュの戦争からオバマの戦争に変質していた9・11から延々と15年も続く対テロ戦争』

2001年の9・11事件から15年続くアメリカの摩訶不思議な対テロ戦争ですが、前半は確かに共和党ブッシュ政権だったが、後半は民主党オバマ政権が密接に関わっていた。2009年1月20日に大統領に就任したバラク・オバマですが、それ以降も前ブッシュ政権の国防大臣(ゲーツ元CIA長官)を解任することなく、民主党政権下でも使い続けて対テロ戦争を続けていたのである。
オバマの選挙時のスローガン『チェンジ』は少しも起きなかったのである。(胡散臭いアメリカの対テロ戦争ですが、ブッシュ時代が最初の7年だけであり、オバマ大統領はその後8年も続けていた)
前ブッシュ政権の国防長官は8年間でラムズフェルドとゲーツの二人だけだが、オバマ政権ではゲーツ、バネッタ、ヘーゲルに続き2015年からは現職のアシュトン・カーターと4人目。(オバマの軍事方針が確定していない証でもあり、アメリカの対テロ戦争が失敗して行き詰っている証拠でもある)

『2014年9月11日のリビアのベンガジでのアルカイダによる米大使殺害』

今回の駐アンカラのロシア大使暗殺に関して100年以上前の日本訪問中のロシア皇太子に現職警察官が日本刀で切り付けた大津事件とか第一次世界大戦の引き金になったオーストラリア皇太子暗殺と比較する論考が見られるが、これらの事例は平和が長く続いていた時に起きている。条件が余りにも違いするのである。
今は戦争が延々と続いている状態なので、それなら満州の軍閥の張作霖爆殺(1928年)に近い暗殺である。馬賊出身の張作霖ですが日本軍と協力していたがソ連や国民党政府など日本軍以外にも関係を持とうとして日本(関東軍)に暗殺される。張作霖爆殺ですが、これはソ連による1979年のアフガニスタンのアミン大統領殺害とよく似た事件だった。(左翼軍事政権だったアミンは後ろ盾のソ連だけではなく、敵対するアメリカなど西側とも関係を持とうとしていた)
しかし、今回のロシア大使暗殺に一番似ているのは、なんといっても2年前の2014年9月11日のリビア東部のベンガジ(米総領事館)でのアルカイダによる米大使殺害がある。
ところが、誰もこの事実(類似性)を指摘しないのは何とも不可解である。
というか、そもそも歴史的な大事件であるこのリビアでのアメリカ大使殺害は欧米マスコミは出来る限り触れたくないタブー中のタブーなのです。およそ『謎の事件』と言って間違いないだろう。(だから報道量や報道内容が圧倒的に少ない)
この謎の米大使殺害を記事に書こうとした記者もいることはいるが、ニュースソースである元中央軍司令官(当時はCIA長官)は日本の西山事件と同じように不倫騒動で失脚。口封じされているのですから怖ろしい。
来年1月20日に発足するトランプ政権には、西山事件とそっくり同じ不倫騒動に矮小化され失脚したペトレイアス将軍が参加しているのですから驚きだ。ひょっとしたらですが、2014年9月11日のリビアのベンガジでのアルカイダによる米大使殺害の謎(アメリカのタブーというよりも恥部)が解明されるかも知れません。

2016年12月18日 (日)

福島第一核事故からたった3年で成人の甲状腺がん(初めての労災認定)

逝きし世の面影
8e2b7874c208833089b9a8dcdcbe801a
『わざわざ自分からアメリカに出かけてトモダチ作戦に参加した米兵の放射能被害に涙した小泉純一郎』

政務活動費の横領を追及された記者会見の場で突然号泣した野々村竜太郎兵庫県議員以上に、あまりにも胡散臭いのである。
原子力空母ロナルド・レーガンは、福島第一原発から230キロも遠く離れた太平洋上で放射性プルーム(放射能雲)に遭遇して5時間だけ短時間被曝したが、それでも多数のアメリカ兵乗員に重篤な放射能被害が出ているという。
しかしフクシマから220キロの距離にある首都圏はトモダチ作戦の米空母よりも近いので、誰が考えてももっと被曝していることになる。当たり前ですが福島県は最も近いが、そこには5年間一貫して幼児や妊婦を含む一般住民が普通に住み直接被曝し続けている事実を丸々見落としている。

『甲状腺がんで初の労災認定 福島原発の収束作業』  2016/12/16 日本経済新聞

厚生労働省は16日、東京電力福島第1原子力発電所事故の収束作業に従事した後、甲状腺がんを発症した東電社員の40代男性を労災認定したと発表した。
同原発の事故後の作業を巡る労災認定は3例目だが、甲状腺がんによる認定は初めて。
厚労省によると、男性は1992年に東電に入社し2012年4月まで放射線業務に従事した。11年3月の事故は屋外で遭遇。その後は原子炉の水位計の確認や燃料の給油などを担当した。事故発生時から対応に当たった作業員の労災認定は初。
男性の入社後の累積被曝(ひばく)線量は149.6ミリシーベルトだが、福島事故後が139.12ミリシーベルトと大半は事故後だった。男性は14年4月に甲状腺がんと診断され、現在も通院を続けている。
甲状腺がんの労災認定には基準がなく、厚労省の有識者検討会は15日、「累積被曝線量が100ミリシーベルト以上」の場合などに認定するとの考え方をまとめた。厚労省はこれに基づき、男性の事例は労災に当たると判断。16日に富岡労働基準監督署が労災認定をした。男性には医療費が支給される。
同省によると、福島事故後に被曝と関連する病気を発症したとする労災申請は今回を含め11件。うち不支給が3件、調査中が4件、取り下げが1件。福島事故以外の原発労働者では、これまで白血病や悪性リンパ腫などになった計13人が労災認定されている。

『福島原発での作業後に甲状腺がん発症 東電社員に労災認定』 2016/12/16 J-CASTニュース

東京電力の40代男性社員が福島第1原発事故の収束作業後に甲状腺がんを発症したことについて、厚生労働省は2016年12月16日に男性の労災を認定し、療養補償給付を認めた。放射線被曝後の甲状腺がん発症について労災が認定されるのは初めて。
男性は1992年の入社からおよそ20年で149.6ミリシーベルト被曝した。そのうち139.12ミリシーベルトが原発事故後の緊急作業中に被曝したもので、14年4月に甲状腺がんと診断され、労災を申請した。
厚労省は甲状腺がんの労災認定について、被曝からがんの発症までの期間が5年以上であること、被爆の量が100ミリシーベルト以上であることなどの目安を初めて示した。同省労働基準局補償課はJ-CASTニュースの取材に対し、
“「本来100ミリシーベルト以上の被曝が甲状腺がんの発症に直接つながるという医学的な証明はできないが、専門家の見解などから総合的に判断し、今回労災認定をした」
と説明した。
これまで福島原発事故の作業後にがんになり労災を申請したのは今回の男性を含め11人で、うち2人は白血病で労災認定されている。

『甲状腺がん発症の東電社員、厚労省が労災認定』2016年12月16日読売新聞

厚生労働省は16日、東京電力福島第一原発事故の緊急作業などで 被曝し、甲状腺がんを発症した40歳代の東電の男性社員について、労災を認定したと発表した。
被曝による甲状腺がんの労災認定は初めてで、同省は「被曝線量100ミリ・シーベルト以上」など甲状腺がんの労災認定の目安も新たに示した。
同省によると、男性は1992年に東電に入社し、福島第一原発など複数の原発で原子炉の運転や監視業務を担当。2011年3月の東日本大震災で同原発1、3号機の建屋が爆発した際は屋外で作業していたほか、12年4月まで原子炉の圧力計の確認作業などにも従事した。14年4月、甲状腺がんと診断され、労災請求を行った。
被曝による「がん」の労災認定では、白血病の基準や、胃、肺など八つのがんの目安はあったが、甲状腺の規定はなかった。

『原発対応 甲状腺がんの東電社員に労災認定』2016年12月16日 日テレNEWS24

厚生労働省は福島第一原発で事故の緊急対応にあたった後、甲状腺がんを発症した東京電力の社員について労災認定した。原発での作業に関わり甲状腺がんを発症した人が労災だと認められたのは初めてのこと。
労災認定されたのは、東京電力に1992年に入社し、放射線の業務を担当していた40歳代の男性社員。厚生労働省によると、男性は、福島第一原発の事故後2011年から1年2か月間にわたって注水ポンプの燃料補給をするなど緊急作業を行い、139ミリシーベルトの被ばくをしていた。
2014年4月、男性は甲状腺がんだと診断され厚労省は被ばく線量などから、因果関係があると判断し、16日、労災認定したという。
原発での作業に関わりがんを発症した人の労災認定は甲状腺がんについては初めてで、白血病などあわせると16件目になる。

『<福島原発事故>甲状腺がん初の労災認定』2016年12月17日土曜日 河北新報
   
厚生労働省は16日、東京電力福島第1原発事故で放射線に被ばくし、甲状腺がんを発症した40代の東電社員の男性を労災と認定した。甲状腺がんが被ばくによる労災と認められたのは初めて。同省は今回の認定のために、甲状腺がんを認定するための目安を新たに策定したと発表した。
関係者によると、男性は2012年まで20年間、放射線業務に従事。第1原発3、4号機の運転員も務め、1、3号機の水素爆発にも遭遇していた。国が原発事故後の過酷な状況での被ばくと、がん発症との間に関連があることを認めた。
 厚労省の担当者は「医学的因果関係は明らかでないが、労働者救済の観点から認定した」としている。
 策定した目安は(1)被ばく量が100ミリシーベルト以上(2)発症まで5年以上(3)他の要因も考慮する-との内容。
 男性は1992年から12年まで原子炉の運転・監視業務に従事。11年3月から12年4月までは第1原発事故の収束作業にも携わった。20年間の被ばく量149.6ミリシーベルトのうち139.12ミリシーベルトは事故後に浴びていた。14年4月に甲状腺がんと診断されたが、既に甲状腺を切除し、職場復帰している。
 東電によると、11年3月から12年4月までに第1原発事故による被ばく量が100ミリシーベルトを超えた社員らが174人いる。継続的な健康状態把握が求められる。

『福島第1で被ばく労災認定 元運転員、甲状腺がんで初』2016年12月16日 西日本新聞

厚生労働省は16日、東京電力福島第1原発事故で放射線に被ばくし、甲状腺がんを発症した40代の東電社員の男性を労災と認定した。
関係者によると、男性は第1原発3、4号機の元運転員で、1、3号機の水素爆発にも遭遇していた。20年間にわたる放射線業務での被ばく量149・6ミリシーベルトのうち、9割以上が事故後の過酷な状況で浴びており、国が原発事故での被ばくとがん発症との間に関連があることを認めた。
第1原発事故の被ばくによる労災認定は3例目。甲状腺がんが被ばくによる労災と認められた初のケースとなった。

0c54f878075864e9d00302fa5aa8e080

福島第一原発事故での放射性微粒子(ホットパーティクル HP)と鼻血の関係を描いて『風評被害だ!』と安倍晋三やマスコミに袋叩きにされた漫画『美味しんぼ』。

4aa3f2c7ca6b12ada8ed9ec7bf248e5e

何と、福島第一原発事故後に人間どころか犬までが鼻血を流し声が出ない恐怖の実体験ドキュメンタリー漫画。山本おさむの『今日もいい天気』。福島第一原発から70キロ離れた福島県天栄村から自主避難した体験を描いたパートⅡは第42回 (2013年度)日本漫画家協会賞特別賞を受賞をしている。

7ba141bfe7b0a03c1c1b1bb35e7a800b
何とも腹立たしい東電御用達の宣伝漫画『いちえふ』に描かれている全面ゴーグルと防護服の目的とは何か。これらは透過力が強い放射線(ガンマ線)を防ぐものでは無い。(防ぐためには厚い鉛の板が必要)
漫画『いちえふ』の主役だった全面ゴーグルと防護服の目的とは、『風評被害だ!』と安倍晋三やマスコミに袋叩きにされた漫画『美味しんぼ』の鼻血の主原因とされた福島第一原発事故での放射性微粒子(ホットパーティクル)対策だったのである。
『ヨウ素』は甲状腺ホルモンの原料とされる物質で、放射性ヨウ素が甲状腺に集まるのを防ぐ目的で、一般市民は『必要なし』としたが2011年10月まで、安定ヨウ素剤はフクシマの作業員には配布・内服されていた。(同じように甲状腺検査の子供たちは服用しなかったが、福島県立医大の職員とか家族だけが密かに配布・服用していたことが発覚している)

『小さな甲状腺の大きな意味』

もっぱら成長ホルモンを分泌する甲状腺は思春期に大きくなり男では喉仏として知られているように、性ホルモンと関係しているので甲状腺がんも乳がんや前立腺がんのように男女で大きな差があるのが特徴である。ところが原発事故由来の放射能被曝が原因している小児甲状腺がんでは性差がほとんど無い。
今回労災に認定された成人の甲状腺癌ですが、『40代男性』とあるだけで記事の何処にも年齢が書いていないが、そもそも悪性新生物(がん)は圧倒的に高齢者の病気であり、普通には発症までに30年ほど時間が必要なので若者には少ない。(同じ40代でも40歳と49歳では大違いである)
記事には『東電社員』とあるが、仕事の内容から大学出の原子炉運転員ではなくて高校出の原発作業員であると思われる。それなら『男性は1992年に東電に入社し』(18歳)、2011年のレベル7の核事故当時は37歳だった。発症したのは事故から3年後なので40歳。(現在は42歳)既に甲状腺は摘出しているので、今後一生ホルモン剤を飲み続ける必要がある。

E0140f1d1b044920a45ef63e189299c2

『既に2年前に安倍晋三のお友達の籾井NHKによって放送されていた極限まで劣化した第二次玉音放送の無残』

2年前の2014年12月21日の日曜日夜に第二の『玉音放送』がすでに放送されていた。(この『NHKサイエンスゼロ シリーズ 原発事故(13)謎の放射性粒子を追え!』は2014年9月21日に放送予定だったが籾井NHKは3ヶ月遅らしている)
今まで知られていた水溶性の放射能汚染物質が体内に入っても、100日程度で半減してしまいセシウムの被曝の影響は比較的小さい。
ところが2年前の12月21日の『3ヶ月遅れサイエンスZERO』が存在を証明した、水にも熱にも酸にも溶けないガラス化した不溶性セシウムは(食べた場合には排泄されるが)肺胞に入った場合には半永久的に出て行かず、極めて有害なベーター線を出し続ける。
基本的にアウトなのである。
物質としてまったく無害なアスベストでも30年後には中皮腫を発症する。
ところがガラス化した不溶性セシウムは電磁波であるガンマ線よりもはるかに強力で電離作用も大きい(電子の流れである)ベータ線を出すのである。
もしも不幸にも不溶性セシウムを吸い込んだ場合には、『30年後の中皮腫』のアスベストの被害など問題にもなら無い程の、短時間で甚大な被害が予想される。

『未知の新しい放射性汚染物質の???』

サイエンスZERO(NHKEテレ)が明らかにしたガラス化した『不溶性セシウム』ですが、 これは(同じ21日放送の『総合』NHKスペシャルで明らかになった)3・11のメルトダウン発生からだらだらと2週間以上も続いた圧力容器への小量の水の補給で、核燃料の超高温状態(メルトダウン)が続いた結果生まれた、今までの例がどこにも無い特殊な(たぶん、世界で初めての)あまりにも危険過ぎる新種の放射能汚染物質なのです。
(2014年12月21日の総合放送の『NHKスペシャル メルトダウンFile.5 知られざる大量放出』事前に番組の宣伝放送まで行った。対して日のEテレは3ヶ月もお蔵入りした代物だが、内容的にサイエンスZEROとNHKスペシャルが相互に補完する関係にある)
人類にとって、新発見のガラス化した極小のセシウム微粒子は、電子顕微鏡でしか見えないほど小さく、水にも熱にも酸にも溶けない不溶性の放射能汚染物質なので、今後被害がどれ程出るかは不明だが、間違いなく恐ろしい。
 

2016年12月15日 (木)

米軍準機関紙も地元紙も「墜落」なのに・・・バラバラに「不時着」したオスプレイの爆笑「大本営発表」

逝きし世の面影
0de3a2609b38cdfde21e70d7a6f0b5b2
『あまりにも酷い安倍晋三アンダーコントロール「大手マスコミの横並び」大本営発表の無残』 

『これが不時着? 機体真っ二つ 沖縄名護東沿岸のオスプレイ事故』
2016年12月14日琉球新報
米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが名護市安部の沿岸部で墜落した事故について、米海兵隊は報道発表文で「キャンプシュワブ沿岸の浅瀬に着水した」と発表し、防衛省も広報文で「不時着水」との表現を使っている。しかし現場の海岸浅瀬に横たわっている事故機をみると、真っ二つに機体が折れて大破し、回転翼も飛び散って原形をとどめていない。制御不能で墜落したとしか考えられない状態だ。
米軍準機関紙「星条旗」は今回の事故を「墜落(クラッシュ)」と報じ、琉球新報も紙面では当初から事故を「墜落」と報じている。
これまでも米軍はオスプレイなどの米軍機事故で「墜落」という言葉を使って発表することは少ない。
機体が大破して事故規模が最も重大な「クラスA」に分類された事故でも「激しい衝撃を伴う着陸」を意味する「ハードランディング」という言葉を使うことが多い。
2015年5月に米ハワイ州で発生したオスプレイの事故も機体が炎上し、乗員2人が死亡したにも関わらず「ハードランディング」と説明した。事故は機体価格(約72億円)を上回る約97億円の損害額と算定され「クラスA」に分類された。
13年8月に米ネバダ州で発生したオスプレイの事故も「ハードランディング」と発表し「着陸失敗」と説明したが「墜落」を否定した。AP通信はこの事故を「墜落」と報じている。
1998年7月に沖縄県の米海兵隊基地キャンプ・ハンセン内で起きた普天間飛行場所属のUH1ヘリの事故も海兵隊は当初「事故(アクシデント)」ではなく「出来事(インシデント)」と発表した。「墜落」ではなく「ヘリが着陸しようとした際、急速に降下して地面にぶつかった」と記していた。
実際はヘリが樹木に激突して大破し、乗員4人が負傷した。99年4月に米側が発表した報告書の表題は「海兵隊ヘリ墜落事故(概要)」と記し、この事故を明確に「墜落」と断定した。琉球新報はこの事故も当初から「墜落」として報道した。
(琉球新報ニュース編成センター長・松永勝利)

『限りなくデマに近い政府広報(大本営発表)』

外国の通信社と地元紙だけは『オスプレイ墜落』だが、本土のマスコミはNHKを筆頭にして全員が横並びで『墜落』を使わず『不時着』と言っているが、まさに大本営発表の見本のような話であり、これでは新聞記者としての見識が問われる。
アメリカ海兵隊のオスプレイは、不時着するとバラバラになるように機体が設計されている(機密情報を守るために自爆する)とでも言いたいのだろうか。
今回墜落したオスプレイは夜間に空中給油の訓練中だった。ところが、オスプレイ特有の大きすぎるプロペラが給油機からの給油ホースと接触して大破、墜落した。(明らかにオスプレイの構造的な欠陥が起因した墜落事故である)
同じ日付で普天間飛行場では別の1機のオスプレイが機体の故障で胴体着陸を行ったが、沖縄県では深刻な事故が連続する異常事態が起きているのですから怖ろしい。
このオスプレイの胴体着陸に対しては、当該のNHKニュースでは、最初から最後まで肝心の『胴体着陸』の言葉がまったく無い。
日本では一番権威もあり信用力も高いNHKニュースですが、限りなくデマに近いインチキな代物だった。
『米軍のオスプレイ 別の1機も飛行中のトラブルで帰還』(12月14日 16時25分NHK WEBNEWS)では、機械的な『トラブルで帰還』したが、(何事も無く)『普天間基地に戻っていた』。問題を解決したあとで『普天間基地に安全に着陸した』と、あたかも正常に帰還・着陸したように、間違って印象づける呆れ果てた『大本営発表』を行っていた。
71年遅れのNHK『大本営発表』ではオスプレイの一番大事なプロペラが大破して機体バラバラに墜落していても『不時着』であり、機体の不備で本当に『不時着』(胴体着陸)した時には、トラブルを解決した後で『安全に着陸した』となるのですから嘘八百にしても無茶苦茶である。此処まで酷いと最早笑うしかない。

54414c9766d6eb8c81f84f3725a7d3e1
『渋谷は首都高の高架下もこんな感じ。どこの地獄ですか(*_*)』

沖縄県で連続して起きた米海兵隊オスプレイの重大事故ですが、マスコミでは辺野古での『墜落』を『不時着』に、普天間での『不時着』を『安全に着陸』と極限まで小さく歪曲した恥ずかしい『大本営発表』を行っていたが、それでも一応は報じている。
対して日本国のマスコミの全員が、横並びで全く報じないのが日本国の首都東京で、自分の目の前で起きている権力による弱いのもイジメ(ホームレス排除ブロック)である。(ネット上にはあるが、肝心の日本のマスコミは全員が一切無視している)
重度の障碍者は生きている意味がないと大量殺人に走った相模原市の元介護職員の犯人の言い分と、この排除ブロックを設置した渋谷区の長谷部健区長の発想が同一線上にある。また。『無視』こそが最もひどい差別なのですから、この事実を完璧にまったく報じないマスコミの発想も同一線上にある。(頭から無視しているので、いくら目の前にあっても全く見えないのである)
ただし、この話はもっと根が深いし日本国が抱える解決不能の深刻な問題を含んでいる。

『極限まで少なくなったので、残った少数が余計に気になって仕方がない症候群?』

悪魔の碾き臼新自由主義で日本経済の根本を破壊した小泉竹中の極悪コンビが、今まで禁止していた派遣労働を解禁したら、2008年のリーマンショック発生で首になった派遣労働者のホームレスが年末には公園などに大量に溢れて、炊き出しだの何だのと大騒ぎになっていますが、それ以降も派遣切りの影響で、大都市の公園とか河川敷にはホームレスのブルーシートのテント村が林立していた。
ところがですね、現在はそのテント村が完全に姿を消しているのです。ところが、誰もこの事実に気が付かない。(そもそもホームレスに対して関心が無いので、目の前の大きな変化に気が付かない)
これはフクシマの核事故の発生で除染とか原発の収束作業員が圧倒的に不足していることが原因している。放射能の年間20ミリシーベルトの被曝量上限値の関係で作業員は使い捨て。常に新しい人材を確保する必要性がある、
今の日本国ですが、圧倒的にホームレス人口が激減していて、絶滅危惧種状態なのです。だから余計に少数のホームレスの存在が気になる。
この、『どこの地獄ですか(*_*)』ですが、これは敗戦後に日本国では一貫して凶悪犯罪とか少年犯罪が激減したのに、逆に山口県光市で起きた18歳1ヶ月の少年による母子殺害事件でテレビなどが少年犯罪の凶悪化を一斉に煽ったのと同じですね。(この時に管理売春組合の顧問弁護士だった橋下徹はこの動きに便乗してマスコミの寵児となり、その後政界に進出する契機になる)
大都市のホームレスが極限まで減ったので、余計に気になり排除に走るのですが、これは日本国が昔と比べてとんでもなく清潔になった分、余計に売上を伸ばす除菌グッズのような話ですが、基本的に辻褄が少しも合っていません。
 

2016年12月12日 (月)

2017年アメリカの革命的大変革か?1917年ロシア革命から100年

逝きし世の面影
2017年アメリカの革命的大変革か?1917年ロシア革命から100年
2016年12月12日
A6dffb304c2ae6b56111e30702225953
『2016年「今年の人」は次期米大統領のドナルド・トランプ』

2004年の米タイム誌が選ぶ『今年の人』は前年に『イラクのフセイン政権がアルカイダを支援して9・11事件を起こし、大量破壊兵器も所有している』との真っ赤な嘘を口実にしてイラク戦争を始めたブッシュ米大統領だった。(ブッシュは当選した2000年にも選ばれている)
2007年はロシアのプーチン大統領だった。
2008年は『チェンジ』のスローガンで第44代米大統領に当選したバラク・オバマである。2012年にもオバマが米大統領として再度選ばれている。
2013年は教皇フランシスコ。(第266代ローマ教皇)2015年はドイツ首相のアンゲラ・メルケル。 
ブッシュやオバマのように過去に2回『今年の人』に選ばれたのは、1987年と1989年のゴルバチョフ、1978年と1985年の鄧小平、1971年と1972年と連続してニクソン(1972年はキッシンジャーと2人)、1940年と1949年のチャーチル、1939年と1942年のスターリン、1932年と1934年のルーズベルトと数少ない。
アメリカのタイム誌が選んでいる『今年の人』なので。『1回だけ』なら歴代の米大統領はほぼ全員が選ばれる。人選の基準は曖昧であのヒトラーさえ1938年に選ばれている。(ファシズムの暴力支配の歴史ならスペイン内戦のフランコ総統こそ選ぶべきであろう。ヒトラーの暴走はその結果に過ぎない)

『大統領就任は、来年の2017年1月20日から、』

今回のドナルド・トランプのように11月に当選したが、翌年の1月20日の大統領就任前の何の権限も資格もない一般人(一私人)時代に『時の人』に選ばれたのはゴア前副大統領と争って怪しい勝ち方をした(開票結果の不正疑惑で大騒ぎになった)ブッシュと、アメリカ市民の『チェンジ』の期待を一身に背負ったオバマだけだった、
しかもブッシュやオバマは州知事とか上院議員などの政治経験があるがトランプは選挙活動で無責任に色々喋っていただけ。何の事績も経験も無いまったくの私人なのですから、それだけドナルト・トランプが全員から良い意味でも悪い意味でも注目されている何よりもの証拠なのですが、トランプ大統領の正式な誕生は2016年では無く、2017年1月20日からであった。
早くも来年(2017年)の『今年の人』の断トツの最有力候補はドナルト・トランプでほぼ決まりである。
100年前の1917年には人類が初めて経験した未曾有の世界大戦(WWⅠ)の影響でロシアで社会主義革命が起きた。ところが、100年後の2017年には15年も続いていた(永久に終わらない)『対テロ戦争』の影響で、とうとうアメリカでもトランプ大統領が誕生し革命的な大変革が予想されているのである。

6b665f118493275ea693e14662a2acb2

『日本版ラスプーチン佐藤優が語る! もしトランプが大統領になったら、世界はこう変わる』

100年前のロシア革命前夜と言えば怪僧ラスプーチンのロマノフ朝の暗躍(滅亡)で決まりだが、今年3月に佐藤優(日本版ラスプーチン)がトランプ大統領をズバリ『権力やマスコミ総がかりのトランプ降ろしも、「時、既に遅し。」!叩けば叩くほど支持率は上がる』語っているのですから、まさに、これはロシア革命のレーニン(ボリショビキ)のような話である。
また和製ラスプーチンの佐藤優は、マスメディアが暴言だという『イスラム教徒をテロが解決するまで入国させない』についても、『冷静に考えれば、誰を国内に入れるか入れないかというのは、国の主管なんですよ。ですからこれは、違法な発言ではない』。
トランプの『違法移民を送り返す』発言も、『不法滞在者を送り返すのは違法ではない』。『法律に違反していないけれど、世の中でタブーになっている』と言い切っている。
そもそもマスメディアとは所詮はエリート(エスタブリッシュメント)。そんな彼らがトランプを叩けば叩くほど、『トランプはオレたちの代表だ』とますます求心力がつく。

『アメリカの立ち位置が180度変わる』

元外務省分析官の佐藤優は、『要するに、既得権益を全部ひっくり返されるという話』。
『ルーズベルト大統領が真珠湾奇襲の後、第2次世界大戦に突入したのが間違いだった。ナチスが台頭していようが、日本が出てこようが、放っておけばよかった。アメリカはアメリカの繁栄だけを考えていればよかった。もっとアメリカを豊かにしよう。偉大なアメリカにしよう。アメリカ人の生活さえ良くなればいいんだ。あとは知ったことじゃない』。
『だから、意外と平和外交になる。』
だから、中国もロシアも大歓迎。
『「金持ちケンカせず」ということです。トランプビルを中国に造るといったら、習近平も「いいヤツじゃないか」となる。』
『世界秩序を全部、ひっくり返す。日本との関係も、まさに昔、鳩山由紀夫さんが言っていた「駐留なき安保」になる可能性もある。要するに、米軍が全部、退いちゃうんです。』
もしも佐藤優の半年前の大予言が当たっているとしたら、これは100年前のロシア革命以上の強烈インパクトを全世界に与えるでしょう。何しろ今までのオバマ大統領などのアメリカの政治外交とは180度逆になるのですから、まさにアメリカ革命の勃発である。

22d5e748af8c8488a10fd0b2cfcde2d5
プーチン大統領(右)と談笑するティラーソン氏(2011年撮影)

『次期米国務長官候補はロシアの勲章受章者』2016 年 12 月 7 日 - WSJ

エクソンCEOのティラーソン氏はプーチン大統領に近い人物として知られる。
クリントン政権下で国防副長官を務めたジョン・ヘイムリ氏は、ティラーソン氏ほど多くの時間をプーチン氏とともにしたのは、アメリカ人では『(元国務長官の)ヘンリー・キッシンジャー氏ぐらいだろう』と指摘する。
エクソンとロシアの国営石油会社ロスネフチが共同で北極海の石油事業に進出し、ロシア政府は友好勲章をティラーソン氏に授与している。
2006年にエクソンのCEOに就任した際は環境保護に関する同社の姿勢を改め、炭素税が最良の政策だとした。また気候変動は世界的な問題であり、対策をとらなければいけないともしたが、これらは前任者とは異なる姿勢であった。
要するに今の『正しい常識である』とされているので誰一人も疑わない(全員が胡散臭いと思っていても大人は常識が邪魔をして『王様は裸だ!』と誰も言い出さない)人為的CO2温暖化説に懐疑的なのである。しかし誰か一人がタブーを破って『隠された真実』(実は全員が知っている当たり前の話)言い出せば、後は嘘で塗り固めた『絶対に正しい大人の常識』の数々が総崩れになるでしょう。

2016年12月10日 (土)

バイバイ!2016 in one picture.

逝きし世の面影
E2873ba235e3f569fa572b4f28a34f0c
 
444a3b4829e631788d8e9d99e5ca3b41_s 孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 12月5日 
今日の写真、驚いたねー、バイバイしてる。

この写真の中で唯一バイバイしていないドイツのメルケル首相ですが前回2013年総選挙では過半数を割っており、もしもこの時に社会民主党(SPD)と左翼党、緑の党の左派3党の連立政権が成立していれば、とっくの昔にメルケル首相は政権からバイバイしていたのである。(3年前にはSPDは左翼とではなく保守党との大連立を行ったのでメルケルが首相を継続することになる)
そして次の2017年の総選挙は目の前に迫っているが、この一番重要な時期に首都ベルリンで社会民主党、左翼党、みどりの党の左派3党連立が初めて成立。移民問題で大きく支持率を減らしたメルケルがバイバイする日が確実に迫っている。(旧共産党の流れをくむ左翼党との連立を今までSPDは頑なに拒んでいた)

66e6e8e00568e0bb6d79cf99c41774de
『劇的に2016年にバイバイする韓国のパク・クネ大統領』

距離的にも政治的にも経済的にも文化的にも人種的にも日本に一番近い隣国である韓国ですが、今では世界11位の大きな経済規模を持っている。
ところが日本にとっても色々な意味で影響がある、その韓国の大統領が今年11月時点では3割以上の支持率を持っていたが元側近の内部告発から支持率が急落。史上最低の4%まで落ちたところで弾劾裁判の国会決議が圧倒的多数で可決される。
パク・クネ支持の与党議員さえ多くが弾劾に賛成するなど予想外の厳しい結果が出ているが、韓国経済を今まで牽引していた自動車や海運、家電製品など5大産業が軒並み崩壊して危機的な状態なのですから、その隠蔽工作の可能性も十分にある。そもそも今問題となっているシャーマンの親友のお告げ政治との馬鹿馬鹿しい疑惑は40年以上前からで、今急に始まった種類のものではない。

7f77252a9f9b012e8fa7e05355d97170
2002年5月13日、北朝鮮を訪れ、金正日総書記と会談した朴槿恵(パク・クネ)

2016年12月 6日 (火)

東京電力福島第1原発3号基への注水が一時停止

逝きし世の面影
0fddbf8bd1bdaa51874774117bd07683
『原子炉注水、1時間停止=作業員がスイッチに接触-福島第1原発3号機・東電』2016/12/05時事通信

東京電力は5日、福島第1原発3号機で原子炉への注水が約1時間にわたり停止したと発表した。3号機では事故で核燃料が溶け落ちており、冷却に必要な注水量が確保されていない状態となった。
東電によると、5日午前10時すぎ、3号機の原子炉注水用ポンプが停止。同11時前に別の注水用ポンプを起動し、原子炉の冷却は再開された。同原発敷地内の放射線量などに大きな変化はない。
当時、定例点検していた協力企業の作業員が3号機の注水ポンプのスイッチに左肘をぶつけ、スイッチのカバーが破損したといい、東電はこれが停止の原因とみている。
3号機では原子炉に毎時4.2トンの注水が行われていた。注水再開後は同4.4トンに増やした。
12/05時事ドットコムニュース

『3号基の給水停止を第一面で大きく報じた日本共産党機関紙しんぶん赤旗の深謀遠慮』

全国紙やテレビなどのマスメディアでは時事通信の簡単な記事を無視するか、小さく(そのまま)報じる程度なのですが、今回は日本共産党機関紙(しんぶん赤旗)だけが他に比べて詳しく報じていた。
しかも掲載した場所が一番目立つ新聞の顔とも言うべき第一面である。
そもそも5年半前のレベル7の未曾有の核事故発生から現在まで絶えることなく、東京電力が今も続けている原子炉圧力容器への注水ですが日本国のタブー中のタブーとして基本的にマスコミが報じない。今回も大部分の新聞社は(時事通信が配信した)前代未聞の給水停止を報じていないのである。
では何故原子炉圧力容器への注水がマスコミの最大のタブーになっているかの不思議の原因ですが、そもそも東京電力が5年と9ヶ月も続けている冷却水抽入とは『崩壊熱の除去が目的だ』と発表されているからなのです。
臨界が安全に止まった後も冷却しないと、最大では3分の1もの部大な崩壊熱により核燃料棒がメルトダウンすることは今では日本人全員が知っている。
ただし、崩壊熱は急激に減少していくし、そもそも2012年12月16日の民主党野田佳彦首相による『冷温停止状態』宣言と明らかに矛盾している(辻褄がまったく合わない)のでマスコミの全員が怖がって発表出来ないのである。
今もフクシマの爆発事故当時と同じ水量を原子炉に注入している原因ですが、これは東電とか規制委(日本政府)が福島第一原発の再臨界を恐れている以外の答えは無いのである。(崩壊熱だけなら爆発事故当時から5年9ヶ月も時間が経ったので数万分の1にまで小さくなっている)
しかし再臨界の危険性の怖ろしい事実は誰も認めない。(フクシマの深刻過ぎる事実を認めるだけの勇気が誰にも無い)
野田佳彦の悪質な印象操作である『冷温停止状態』を発表する少し前から、マスコミは一斉に今までの原子炉の数え方をそれまでの『基』から小さなイメージの『機』に横並びで変えている事実から分かることは、今のマスコミによるフクシマの報道とは全部がアンダーコントロールされた大本営発表の事だった。真実ではなくて日本国政府のプロパガンダなのである。

『Web上に無いので赤旗の第一面の記事を文字起こしすると、・・・』

12月5日付け『福島第一3号機注水1時間停止』との赤旗記事の中から、他のマスコミが書かなかった部分を抽出してみると恐ろしい事実が明らかになる。
そもそもこの注水の目的とは、『東京電力福島第一原発3号機原子炉で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷却するための注水』だった。
ところが、『東電は、注水中止からしばらく事態を把握できず、自治体などに通報が必要な重大事態だと判断したのは約30分後でした。』という体たらく。危機管理が成っていないのである。
そもそも、『3号機では毎時4・2トン注水していました。東電によると、原子炉への注水は、2013年に瞬間的に止まったことはあるものの、長時間の停止は今回が初めて。』
東電にとっても予期せぬ大事件だったのである。
何しろ、『再開が1時間後となったことについて「現場の安全を確認するまで時間がかかった」と説明しています。』何と、原発作業員の危険性まであったのですから怖ろしい。
もっと恐ろしいのは、この後に続く記述である。
『東電は、注水が止まった場合、原子炉底部の温度が最大で1時間当たり5・3度上昇すると推定。今回、注水停止時は23・1度で、再開後も(温度が)変化しておらず、3号機では溶け落ちた核燃料が圧力容器内にほとんど残っていない可能性との見方を示しています。』
東電も原子力規制委も政府経産省(エネルギー庁)も同じで誰一人今の福島第一原発の正しい状態を把握しているものがいない手探り状態。一人として事故の姿を理解出来ない『ど素人』ばかりなのですから、これでは正しい対策の立てようも無いのである。
 

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

どんどん和尚のブログ | 大気拡散予測 | CuRAZY | donのブログ | KABASAWA YOUHEI BLOG | newsポストセブン | Nuclear F.C : 原発のウソ | simatyan2のブログ | Sputnik 日本 | THE HUFFINGTONPOST | wantonのブログ | ☆YAMACHANの@飛騨MAVERICK新聞 | あいば達也 | いかりや爆氏の毒独日記 | おすすめサイト | お知らせ・情報 | かっちの言い分 | きのこちゃん | くろねこの短語 | ずくなしの冷や水 | その他 | たむごん | つぶやきいわぢろう | とある原発の溶融貫通(メルトスルー) | とらちゃん | ひとりごとぶつぶつ | まっちゃんのブログ | まるこ姫 | みんな楽しくHappyがいい♪ | アロイアからの伝言2 | ウィンザー通信 | カイトのブログ | カナダde日本語 | カレイドスコープ | サンスポ | ジャーナリスト堤未果のブログ | スポーツ | ダイヤモンドオンライン | ドリアン大将 | ニュース | ネットゲリラ | ハイヒール女 | フランスねこ | マスコミに載らない海外記事 | ミクロネシアの小さな島・ヤップより | ロシアの声 | 世界の裏側ニュース | 乳酸菌 | 人生は冥土までの暇潰し | 低気温のエクスタシーbyはなゆー | 健康になるためのブログ | 八木啓代 | 原発事故・放射能 | 国会傍聴記by下町の太陽 | 天木直人 | 天皇陛下 | 小沢一郎 | 山本太郎 | 山科恭介 | 戦争はなぜ起きるのか | 放射能・瓦礫問題 | 放知技 | 政治・経済 | 政経徒然草 | 文殊菩薩 | 新井信介 | 新華社 | 旅行・地域 | 日々坦々 | 日々雑感 | 日々雑感 iza | 日刊SPA | 日刊ゲンダイ | 日本が好き | 日記・コラム・つぶやき | 時事通信 | 晴天とら日和 | 晴耕雨読 | 暗黒夜考 | 書籍・雑誌 | 杏仁タイチー | 村野瀬玲奈 | 東京新聞 | 東京江戸川放射線 | 板垣 英憲 | 森ゆうこ | 植草一秀 | 民間人です | 涅槃 | 独りファシズム_ | 生き生き箕面通信 | 田中龍作ジャーナル | 疲労困憊したおじさんのブログ | 皇室 | 真実を探すブログ | 真白りょう | 社会 | 神保哲生 | 神州の泉 | 福島の悲劇を二度と繰り返さないために | 福島民報 | 秋場龍一 | 秋場龍一のねごと | 経済・政治・国際 | 自民党的政治のパンツを剥ぐ | 芸能・アイドル | 芸能・エンタメ | 藤原肇 | 見るべきほどのものは見つ | 逝きし世の面影 | 速報 | 週刊金曜日 | 選挙 | 里子 | 里子の☆ラウンジ | 阿修羅 | 陽光堂主人 | 集会・デモ告知 | 音楽 | 飯山一郎 | 黄金の金玉

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト

amazon&shop

  • SHARP プラズマクラスター搭載空気清浄機14畳用 FU-A51-W
  • SHARP プラズマクラスター搭載空気清浄機 8畳用 FU-A30-W
  • 横田めぐみさんと金正恩
  • SHARP サイクロンクリーナー ベージュ系 EC-CT12-C

カテゴリー

無料ブログはココログ