福島の悲劇を二度と繰り返さないために

2013年11月15日 (金)

2年と7ヶ月、ありがとうございました

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

Photo_8


2年と7ヶ月、ありがとうございました
nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

2年と7ヶ月で計489の記事。
私はこのブログを「懺悔」と位置づけて書いてきました。

■幼少時代

私は幼少の頃、広島に4年ほど住んでいました。
私の通っていた小学校は爆心地からほど近く、校庭に居た子供達が、爆風と共に一瞬にして影となって消えてしまった学校でした。私は何度となく平和記念公園に足を運び、原爆の恐ろしさをイヤと言うほど教わったものです。
子供ながらに「どうして人間は、こんな恐ろしい物を作るのだろう」「核って何だろう」と疑問を抱き、学生の時に原子物理学を学びました。
その直後にチェルノブイリ原発事故。広島原爆の800百発分の放射線核種放出。
絶対に事故を起こさないと言われていた原子力発電所で致命的な事故が起きました。
その後、日本の原発の杜撰さも知り、20代前半は反核運動に参加し幾つかの原発前まで足を運び、執筆や表現活動にも取り入れ声を上げていました。当時はバブル真っ直中でしたが、クレイジーな東京で浮ついた気分に浸ろうなんて、微塵も思わなかった。

そんな最中、私の周りの環境が突然一変してしまいました。
大っぴらに「原発反対」の声を上げる事が出来なくなったのです。その理由はここでは書けません。

それから「ソ連と日本は技術力が違うから、日本は大丈夫だろう」と自分に言い聞かせるようになり、原発の恐ろしさを自らの心の中に封印して行きました。

■懺悔

2011年、東日本大震災発生。津波により福島第一原発が全電源停止。

晩婚だった私には、事故当時一歳の子供がいました。
妻と子を実家に帰し、恐怖に戦きながら情報収集を始めたのを覚えています。
しかし正確な情報は一切出てこない。それどころか、事実を述べた保安院の中村審議官やSPEEDI隠蔽に物申した小佐古元内閣官房参与など、事実を伝えようとした人間の更迭、辞任が相次ぎ、政府は徹底的に事実を隠し続けた。
数ヶ月して地元の自治体有志による測定が始まったのだが、東京にある我が家周辺の汚染数値は高かった。
絶対に起こしてはならない原発事故により、我が家まで汚染されるなど考えた事も無かった。
核の恐ろしさを知りながら、声を上げる事を止めた自分への戒めと、懺悔の気持ちでブログを書き始め、私達家族は福岡へ移住の決意を固めました。
兄弟に引越しの事を話したら「自営業は身軽で良いよね」と言われた。確かにその通りかもしれないが、私に小さな子供が居なかったら、東京を離れる事は無かっただろう。
自営業とは言え、これまで東京で培ってきた仕事や人間関係も放り投げた訳だし、ある意味無責任な行動でもある。3.11以降トータルで400万円近くの出費もあり。本当に苦渋の選択であった。
それでも移住を考えたのは「我が子のため」ただそれだけだった。

■移住して見えた事

続きを読む "2年と7ヶ月、ありがとうございました" »

2013年11月13日 (水)

甲状腺検査 癌または疑い59人 チェルノを上回っている

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

Photo_2


甲状腺検査 癌または疑い59人 チェルノを上回っている

「次で最後」と言いながら、そうは行きませんでした。

子どもの甲状腺検査 がんまたは疑い59人

県内の子どもの「甲状腺検査」で、がん、または疑いと診断された子どもが59人となった。
県立医大では、「放射線による影響は考えにくい」としている。
県立医大による甲状腺検査は、原発事故当時、県内で18歳以下だった子ども36万人が対象で、9月末までに22万人あまりの検査が終わった。
このうち、2次検査などを経て59人が甲状腺がん、または疑いと診断された。
このうち1人が良性、26人が悪性だったが、悪性と診断された子どもはすでに手術をうけ回復している。
32人は診断中。
県立医大では、放射線量の高い地域と低い地域で、悪性と診断される子どもの割合に大きな差がないことから、「放射線による影響は考えにくい」としている。
また今後は、震災当時胎児だった子どもまで対象を拡大するなど、より慎重に検査を進める。

2013 11/12 20:15 福島中央テレビ

私もこの発表をユーストリームで断片的に見ていたが、これまでの発表を「間違いでした」と訂正する場面が非常に多かった。

「間違い?」
まぁ、隠蔽でなく、間違いと言えば、処罰はされないからね。

26人が悪性の時点でベラルーシを上回り、59人が悪性だったらソ連全体を超える可能性大。
なんと言う事だ・・・。

Btkrsqdcuaaagkg


2013111302162068d


ベラルーシのグラフを見て判るように、次に伸びるのは事故当時、胎児であった子供達です。
その後は大人達が伸びていきます。

201311130220301a6

これは、被曝した子供達が大人になって、それをずっと引きずっている、という事です。

当然大人の患者も増大するでしょうが、まぁそれは「どうでも良い事」。
私も東京で131を吸い込みました。しかしそれは大人の責任なのですから、大人は自己責任。

原発の話をすると「なら、飛行機や車だってリスクがあるから乗らなければ良い」という理論を展開する人がいます。
チャイルド・シートを義務づけて、健康増進と言い校内を全面禁煙にしながら、原発労働者と同じ20ミリ・シーベルトを子供に許容させる日本。

2013年11月10日 (日)

人口減少、難病、白内障と「放射線を疑うな」という方に無理がある

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

Photo_5

人口減少、難病、白内障と「放射線を疑うな」という方に無理がある

特定秘密保護法案が7日、衆院本会議で審議入りした。この国が今後どのような国になるのか、暗澹たる気持ちになる。国家にとって不都合な事は秘密にし、全ての国民にも圧力をかけようと安部政権は法案成立を急いでいる。

10 月3日、ケリー国務長官とヘーゲル国防長官が来日し、岸田外相と小野寺防相との間で日米安全保障協議委員会が開催された。ここで、「より力強い同盟とより 大きな責任の共有に向けて」と題する共同発表が行われ、日本は「法的枠組みを作る、秘密保護法を制定する」事を外相、防衛相レベルで米国に約束していた事 が明らかになった。

「早く秘密にしたい」という意図は米国も絡んでいるため、おそらくこの法案はさほどの修正もなく、可決するだろう。
3.11以降、この国には秘密にしたい事が山のようにあるからだ。

それと同時に「弱者切り捨て」の法案も次々と審議入りし、もう民主主義国家とはほど遠い国に一変するだろう。

難病対策新制度案:難病患者6団体が要望書

厚生労働省が示した難病対策の新制度案10+件に対し、手足や呼吸に必要な筋肉が萎縮する筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病など神経疾患の難病患者6団体は1日、負担額の増額や軽症者を助成対象から除外しないよう厚労省に要望書を提出した。

 現在は極めて重症な患者は医療費を全額助成しているが、新制度では特例を廃止し、自己負担が発生する。ALSの患者らは提出後に記者会見し「24時間介護で医療費以外に多額の費用がかかる。生活実態を見て負担額を決めるべきだ」と訴えた。

毎日新聞 2013年11月01日

法人税は減税するのに、難病の患者からも自己負担として金を取る。

この報道を受け、書いておきたい事がありましたので、ここに残しておきたいと思います。

続きを読む "人口減少、難病、白内障と「放射線を疑うな」という方に無理がある" »

2013年11月 6日 (水)

福島第一周辺の海水が13倍に上昇

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

Photo_2


福島第一周辺の海水が13倍に上昇

国会審議が始まり、山本太郎の問題がマスコミでは流されているが、騒がれているが、そのドサクサに紛れて、TPPにおいて安部首相が「死守する聖域」とまで言っていた、コメの関税778%を500~600%へ引き下げる方針を打ち出した。

「聖域」という表現を使っていたのに・・・。

あぁ、これも嘘だったのか・・・。

Byrkacjcmaa6rqh


最近自民党から「本当の事」を聞いたことがない。言ってた事は全部ウソ。


明後日7日には、日本版NSC(国家安全保障会議を創設)法案が可決、そして直後に「特定秘密保護法案」の審議に入る。

そう言えば、審議入りしてからというもの福島第一の「汚染水」の話が突然途絶えた。
あれほど毎日のように新たな事実が報道され、台風も続きさぞ海へ流れたであろうと思っていたが、全く報道が無かった。
ところが先日、ロシアから驚愕の報道が出た。

福島沿岸の放射線、記録的高濃度に

福島第一原発周辺の海水の放射線汚染度が2011年以来最高値となっている。5日、東京電力が発表した。
   東電によれば、先週水曜、前日から13倍汚染濃度が高まり、記録的な水準に達したという。濃度の急激な上昇は損傷した2号炉における建設作業に引き起こされたものであるという。

   一部専門家および政治家は、東電は放射線の拡散を抑制できる状態にないのではないかとの危惧を抱いている。

2013年11月5日 インターファクス

モスクワに拠点を置くロシアの非政府系通信社のWebページに載っていた。
http://japanese.ruvr.ru/2013_11_05/123915206/


東電によれば、原因は「2号炉における建設作業に引き起こされたものである」だそうだか、本当に2号機からというならば、首相の言う防波堤内に収ってブロックされている。

Bessi_fig2


ならば、報道しても差し支えはないだろうが、このニュース、日本で全く報道されていない。
「東電発表」と書いてある所を見ると、情報統制が引かれているのではないだろうか。

私はおそらく二つの大型台風による外洋流出だと思う。
今この国では報道されない事象が一番怖いのだ。

3.11以降「メルトダウンしていない」に始まった嘘や隠蔽。
この国には既に、特定秘密保護法案が機能しているのではと思ってしまう。

それを裏付ける記事がある。
Byq3iekccaaj3wc

↑クリックで拡大します。

あれっ? 自民党は「原発に関することは秘密保護法案対象外」って言ってたよね。

礒崎首相補佐官、特定秘密保護法案「原発情報は対象にならず」
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59891960Z10C13A9PP8000/

これもまた嘘・・・。

ここで、一句。

「最初から 判っていたけど 全部ウソ」

じぇじぇ~!
何ともお粗末。

2013年11月 4日 (月)

【東京都民必読】山本太郎「天皇直訴」手紙の中身と福島の反応

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

Photo_8

【東京都民必読】山本太郎「天皇直訴」手紙の中身と福島の反応 

【東京都民必読】おしどりまこさんが山本太郎氏の「天皇直訴」について、事故の当事者である福島の方達に質問されている記事を見つけました。

山本太郎参議院議員が10月31日の園遊会で天皇陛下に手紙を直接渡し、騒動になっている。

 筆者は山本議員に手紙の内容を取材し、手紙の内容となっていた福島第一原発の作業員と福島県民、計30名ほどに取材をしたのでまとめる。

1.山本太郎議員の手紙の内容 2.福島第一原発作業員の感想 3.福島県民の感想

********

1.山本太郎議員の手紙の内容

「不躾にもお手紙を陛下にお渡しする無礼、お許し下さい。」という書き出しで始まる手紙だそうである。

 原発事故によって、未来を担う子どもたちが置かれている状況や事故の収束作業に関わっている作業員の現状をお伝えしたかったと話す山本議員。

具体的な内容として、

東京電力が支払う日当は一日8万円だが、最下層の下請け会社では日当が数千円になっている現状、

原発事故前と同じ法律で、原発事故後の収束作業の健康管理がなされている状況、

しかし、住民は、事故前は年間1mSVだったが、事故後は20mSVまで、となっていること、

子どもたちは大人と比べて放射線への影響が高いといわれているが、影響の因果関係を突き詰めることは難しい中、不安に思う母親が多いこと、

福島県だけではなく、東日本のホットスポットの住民も同調圧力の中、不安に思う者もいること、

などをしたためたという。

********

2.福島第一原発作業員の感想

(みな男性。年代を記そうと思ったが、伏せてほしいという要望が多かったため書かない。年代によっては、人数が少ないからである)

「特に大きい話ではない、事実の1つとして受け止めた。中は(福島第一原発は)普通。特に騒いでもないし、話題にもあまりあがらない」

「代弁してくれたという思いと、やっちゃったなという思い」

「現代の田中正造だと思った。彼がしたことがいいか悪いかは、歴史が判断する。今、とやかく言うことではないし、原発事故が起こり、自分たちが作業していることは事実」

「ルール違反ではあったが、声をあげてもらえるのはありがたい」

「山本太郎を叩いている議員は、我々のために何かしてくれたのか。山本太郎を叩いている議員に、書簡の内容をどうとらえているか、聞きたい」

「ただ、ビックリ。実直なんだよね、山本太郎。福島の現状と子どもたちのことを伝えてくれたのはありがたかったけど、政治家として違う勝負は無かったのかな」

「何とかしたいと思ってくれるのはありがたいが、戦略がない。感情だけで動いてしまった感じ」

「山本太郎の気持ちはわかる。ということは庶民に近い議員だと思う。でも、庶民のルールは通用しないところで動いているので、もっとクレバーに」

「甘い。田中正造は全財産失って、やりつくしたうえで死ぬ覚悟で直訴した。山本太郎はまだやりきっていない。福島原発事故のことを考えてくれる気持ちはわかるが、直訴の前に、やれることはまだまだあると思う。ここで失脚したらもったいない」

「陛下に現状をお知らせしても、陛下はお困りになると思う。陛下はわかってくださっていると思う。でも、山本太郎の行った気持ち、何とかしたいという思いはわからなくもない」

********

3.福島県民の感想(陛下に関わることなので、地域名、年齢、性別も伏せてほしいと要望されたものは書かない)

「これだけ動いてくれる議員がいてもいいのではないか」(40代男性)

「気持ちはわかるけど、やっちゃった、と思った」(30代男性)

「直訴はわかるが、園遊会でないほうがよかったのでは」(40代男性)

「選挙が終わったら、演説、公約で話していたことを実行しない議員が多々いる中、当選後もずっと原発事故のことで動いている。そこは評価できる」(福島市60代)

「………愚直な人だと思う」(50代男性)

「山本太郎を叩いている著名人は、彼の手紙の内容をどう思っているのか知りたい」(郡山市女性)

「私たちのために、よくぞ危ない橋を渡ってくれたと思う」(いわき市女性)

「政 治的利用って言っているけど、どっちが? オリンピックのために皇族が応援演説したことを私たちは一生忘れない。あれを見て福島の中にどれだけ傷ついた人 間がいたか。本当にショックだった。東京都知事がキャッシュで4000億円オリンピックのための予算があると言い、皇族が応援のスピーチをし。私たちは東 京のための電力をになっていた原発の事故で今も苦しんでいるんです。これ、匿名で絶対に書いてほしい」

「天皇陛下の政治利用って、どうい うことだろうね? 皇族は関係ないの? 僕は、天皇陛下も皇族の方々も敬愛しているけれど、オリンピックのスピーチはショックだったよ。スポーツの祭典だ から政治関係ないのかな、でも都知事や総理に並んで、皇族の方がスピーチされたのは、福島が切り捨てられた気がしたな。僕の周りにも、あのことは許さない と話す人間もいるしね」(30代)


「自分たちはノーという権利はないんですか。今、イエスだけを強要されている気がします」(双葉郡)

「山 本太郎はあまり好きではないけれど、今回のことも甘いなと思うけれど、でも、もったいないと思う。だって、他に原発事故のことであそこまで動いてくれる議 員はいないから。山本太郎は苦手だけど、じゃ、他に今、原発事故のことでとにかく動いてくれるだろうなっていう国会議員、他に誰がいる? 俺は相当議員に 会ったけれど思いつかないね」(男性)

「まだ議員になって、何もしてないのに早すぎじゃない? 6年あるんだから焦らなくても……田中正造は死ぬ覚悟でやったけど、山本太郎は死ぬ覚悟はあったのかな? 特定秘密保護法案なんかで彼の焦る気持ちはわかるけど短慮だと思う」


********

 山本太郎議員が陛下に直訴するという騒動のあと、マナー違反の部分だけが取り沙汰されており、山本議員の書簡の内容、その内容の主旨であった福島第一原発の作業員、福島県民がどのように感じたかが報じられていないので取材した。

 匿名で書くことを条件に、本心を明かして頂いた。作業員の方々は年代を、福島県民の方々は地域名、年齢、性別などは記そうとしたが、陛下に関わることなのでそれも伏せてほしいと要望され、書いていない。

 11月1日に、筆者が山本太郎議員の行動に対するコメントを求めているということが広まり、1日夜には作業員や福島の方々が自ら電話やメールなどで、いろいろなコメントを送ってくださったことを感謝する。

取材をして、作業員や福島県民の受け止めは

・山本太郎議員の行った行動は、軽率ではあるが、代弁してくれたという感はある

・山本太郎議員は甘いが、彼を批判している議員、著名人は、福島原発事故に関して何か動いてくれたのだろうか?

に集約されていたように思う。

 特に、取材をしていてオリンピック誘致の際の皇族の方への思いに触れ、こんな激しいものだったのかと筆者は驚いた。

 書こうか書くまいか逡巡した。

  しかし、想いを打ち明けた方が「難しいと思うけど、書けるんだったら書いてほしい、知ってほしい」と最後に言ったこと。そして、他の福島の方数人に、この ような内容を記事に書くのはためらわれる旨を相談したところ、そう考えている人間はいる、自分も同感だ、と話されたため、やはり書くことにした。

 筆者は祖父が神主をしていたこともあり、天皇陛下は敬愛している。

 筆者は日本を愛しているが、日本政府を愛しているわけではないことを最後に付け加える。

おしどりマコ

DAILY NOBORDER 11月3日

 
様々な言葉に印象が残る記事だったが、やはりオリンピックは中止すべきだと改めて感じた。
東京都の持つ4000億円は、直ちに福島第一収束と、県民の避難、保養、医療手当にまわすべきだ。

2013年10月29日 (火)

環境省、福島除染計画を突然の白紙撤回

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

Photo_6


http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-855.html

環境省、福島除染計画を突然の白紙撤回

 

 

最近、汚染水ばかりがクローズアップされている福島だが、全く進まぬ除染問題の裏に、こんな出来事が隠されていた。

環境省、福島除染計画を突然の白紙撤回~汚染廃棄物焼却で放射性ガス排出の懸念も


「不倫問題で経済産業省から飛ばされたあの西山英彦元官房審議官が、出向先の環境省で辞表を叩きつけたらしい。なんでも、除染事業の破たんを見抜いたのに相手にされず、抗議の辞職だったそうだ」

 中央官庁がひしめく東京・霞が関界隈で、そんな話がささやかれるようになったのは、この秋になってからのことだ。

  西山元審議官といえば、2年前の福島第1原子力発電所事故を受けて、経産省原子力安全・保安院(当時)の広報マンとして、連日テレビカメラの前に立ってい た。ニュース等でよく顔を知られた人物が、さらにその名を広く知らしめたのが、2011年6月に「週刊新潮」(新潮社)が報じた不倫スキャンダルだった。

  「事故発生後の3月から6月にかけて、執務中に自身の審議官室で、30代の女性職員と不適切な行為に及んだとして、停職1カ月の懲戒処分を食らいました。 官房付になり、これで世間的には姿を消した。ところが、彼はやがて環境省に出向し、福島除染推進チーム次長という除染の現場責任者となって、第二の人生を 歩み始めていたんです」(環境省クラブ記者)

 そんな西山氏が、今年6月いっぱいで辞表を提出し、50代半ばで官僚人生を終えていた。その真相を探ると、「抗議の辞職」もうなずける、おぞましい環境省の「除染放棄」の実態が浮かび上がってきたのだ。

●密かに除染計画「白紙」を画策した環境省主流派

 いったい、環境省で何が起きていたのか。前出の記者は、次のように語る。

  「環境省は、東京電力福島第1原発の周辺11自治体に対し、国の責任で『来年3月』までに除染を終了するというロードマップ(工程表)を決め、ホームペー ジにも掲載してきました。ところが、実際にスタートできているのは、楢葉町など4つの自治体だけで、残りの浪江町など7自治体は除染作業の計画すら立たな い状態。やる気のない環境省のせいですが、石原伸晃環境相をはじめ環境省の上層部はなんと、ロードマップの練り直しではなく、除染終了のめどを『白紙』に すると密かに決めてしまったんです。これは事実上、除染計画の破たんを意味します。そんなことを一方的に決められ、西山さんは怒りを募らせていました」

  5月末、西山氏は環境問題に関する専門紙のインタビューに応じていた。その中で西山氏は、国による除染は「12年度までに田村市、楢葉町、川内村、飯舘村 で開始しています。今年度中には他の7市町村も含めて、できるだけ進めたいと思っています」とロードマップの厳守を表明していたのだ。

 ところが、西山氏のこうした声は封じられた。西山氏辞職後、まるで足かせでも外れたかのように、石原氏は次のような不心得な発言を平気でしている。

  「それは、福島市で開いた8月11日の会合でのことです。汚染された土壌を運び込む中間貯蔵施設の用地確保が進まない現状に触れて、『福島県をはじめとす る皆さま方が、自ら行動するという認識を持っていただくことが重要』と県民に責任転嫁する発言をしました。傍聴した報道陣から会議後に真意を問われても、 『地方自治の趣旨はなんなのかと再認識してほしい』と繰り返し、国の責任を放棄してしまった。西山氏のコメントから180度転換しています」(福島の地元 メディア記者)

 結局、ロードマップの「白紙」決定は9月10日、環境省によって正式に公表された。実は、この発表にも裏がある。大手紙の官邸担当記者は次のように語る。

  「環境省は、この夏いつでも発表できる段階にあったようだ。でも、9月7日の2020年オリンピックの開催国決定を控えた緊迫したタイミングだったから、 除染の立ち遅れが世界中に知られたらまずいというので、菅義偉官房長官が自ら環境省に指示を出して、環境省はやすやすと『白紙』の発表を先送りした。実に 卑怯なやり方だった」

●除染技術開発の放棄に反発した西山氏

 辞職の背景事情を知る側近の話によると、西山氏は、今回、除染計画の破たんの誘因とされる中間貯蔵施設建設問題に終始クビをひねっていたという。

 破たんの原因といえば、環境省は常々「汚染残土を運び込む場所がないから、除染が一向に進まない」という立場を崩さなかった。しかし、西山氏は、高度の除染技術によって汚染残土そのものを減らす「減容化技術」の開発に目を向けていた。

  「減容化」とは、汚染土壌から放射性物質を取り除く分離技術を駆使し、捨てる土壌を減らすこと。過去には、10パーセントにまで汚染土壌量を減らし、きれ いになった90パーセントの土を大地に返す試験結果も出ていた。こうした技術があるからこそ、いつ用地が確保できるかもわからない中間貯蔵施設構想だけに 頼る環境省主流派に疑問を持ち続けたというわけだ。

 実際、西山氏は前出の環境問題に関する専門紙のインタビューにおいて、こんなやりとりをしている。

--除染の加速のためには、新技術の利用拡大も欠かせません。

西 山氏 11年度は22件の実証事業、12年度は15件の実証事業に取り組んできました。今年度も6月中には事業者を決定する予定です。多岐にわたる企業の 英知を活用し、福島県内で優秀な技術を持った企業も採択されています。今年度からは技術実証事業だけでなく、民間で開発された新技術を幅広く活用して除染 を加速させたいと考え、近く、『除染技術ポータルサイト』を立ち上げる予定です。

 除染技術に希望を託す西山氏。ところが、石原氏ら環境 省主流派は、ハシゴを外す行為に及んだ。なんと、汚染土壌はそのまま中間貯蔵施設に持ち込み、減らしたければ可燃物のがれきだけは焼却してよい、という極 めて原始的なこの処理方針を環境省のホームページで表明し、高度の減容化技術の開発を推進しようとした西山氏の声を封じたのだ。除染技術に詳しいジャーナ リストは、次のように大気汚染の危険性を指摘する。

 「広域がれき処理が検討されたとき、各地で汚染廃棄物を燃やすことによる弊害が再三 にわたり各自治体やメディア等で取り上げられていたが、今度は福島で堂々と放射性物質を燃やそうとしている。焼却炉技術はまだ不十分な段階。ろ過用のフィ ルターがセシウムを取り過ぎると、フィルター付近の線量が何十万ベクレルにも達して、処理が極めて危険になるので、“取り過ぎない”焼却炉を投入するは ず。そうなると、放射性物質を含んだ排気ガスが放出され続け、福島の大気は汚染されてしまう」

 西山氏は退職間際、環境省の会議室の一角を板で囲い、即席の個室をあてがわれていた。「それはまるで、座敷牢に閉じ込め、西山さんの声を抹殺するに等しい扱いでした」と前出の環境省クラブ記者は同情する。

 除染事業の破たんは、何事もなかったかのように、見過ごされてしまうのだろうか。

Business Journal 10月28日

続きを読む "環境省、福島除染計画を突然の白紙撤回" »

2013年10月27日 (日)

【秘密保護法案】脱原発デモもテロとなる

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

Photo_3


http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-854.html

【秘密保護法案】脱原発デモもテロとなる
脱原発デモもテロ!?

Bxybgemcmaatamv


特定秘密保護法案には、脱原発デモも取り締まれる内容が巧妙に埋め込まれていた。
その対象処罰無制限。

「人権」が無視、「公共の福祉」も無視、国民の弾圧であり、憲法13条の改訂に等しい内容だ。
公約を全て破った上にこれかよ。
自民党のやり方は汚すぎる。

しかし、怖がる事なかれ。
デモが数万人規模になれば、検挙は不可能となるはずだ!

2013年10月24日 (木)

東北関東の太平洋が死の海となるのも近い

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-851.html

東北関東の太平洋が死の海となるのも近い

今日、作業員により、福島第一の現状が語られた記事を見つけた。

    毎日のように、ニュースを賑わせる原発汚染水問題。
    安倍首相の見解とはまったく逆だが、ほぼ、アンコントロール状態にあると見て間違いないだろう。最前線で闘う男たちにイチエフのいまを聞いた。

    ■ 間抜けなことばかり起きる

    作業員A 先日もホースの交換中に汚染水が漏れて作業員6人が被曝するトラブルがあったけど、原発汚染水漏れはほとんどが初歩的なミス。8~9割がヒューマンエラーだと思う。

    作業員B 作業員の士気、相当低いからね。とにかくコロコロ人が替わるから、責任感みたいなものがない。いま一緒に作業しとる仲間の前職は新宿の居酒屋店員、プールの監視員、塾の講師、トラック運転手と、ど素人ばかり。熟練さんがおらん。

    作業員C 僕はフリーターでした。原発内の前線基地である免震重要棟と隣接するプレハブ小屋に出入りする作業員たちの、備品や汚染度の管理をする仕事をやっていまして、同僚は10代後半から60代まで数十人。北海道から九州まで全国から来ていますけど、地元の福島の人が一番多いかな。

     それはいいんですが、とにかく現場がいい加減。被曝講習がJヴィレッジ(福島第一原発から20kmの距離にある東電の後方拠点)で行われたんですが、ビデオを観た後にテストがあって、それをクリアすると講義を受けてまたテスト。中には居眠りしている同僚もいたんですが、全員合格。ようは形だけなんです。

    作業員B 現場でも東電が作業員に直接指示を出すことは、ほとんどない。あっても「早くしろ」「時間がない」くらいやね。こないだ安倍さんが視察に来たけど、ホンマ、大迷惑でした。というのも「安倍さんに汚いところを見せられない。ガレキを片付けろ!」と東電に言われ、1週間もかけて現場の掃除をやらされたんです。掃除で作業が滞るというアホらしさ。安倍さんが見たのはほんとのイチエフ(福島第一原発)の姿やないですよ(笑)。

     俺たちは何が起きてるんか、これからどないなるんか、何もわからん。毎日毎日、自分の作業が何のためになるんかもわからず、ただ言われたとおり動いとる。

    作業員A だから、ゴムシートを現場に置き忘れて、それが排水口に詰まるなんて、初歩的なミスが起きる。「それぐらいで?」と思うかもしれないけど、原発ではちょっとした落とし物でも大事故につながる。構内には「ゴミを落とすな」という張り紙があちらこちらにあるくらい。私からしたら、ゴムシートを放置するなんて考えられない。原子炉からALPS(放射性物質除去装置)へ汚染水を注ぐホースにゴムのカスを詰まらせたときは、原子炉の冷却ができなくなって、温度が上昇。「何があったんだ?」と大騒ぎになった。

    作業員D 汚染水タンクの配管も、どれだけ傷んでいるか想像もつかないですよね。とにかく「急げ、急げ」と急かされて作ったから、純正品ではなく、既製品を組み合わせている。配管として使っていた市販のホースがチガヤという雑草のせいで穴があくというマヌケな事故もありましたよね。

    作業員C 汚染水タンクの設置当初から水漏れは懸念されていましたけど、そうした声は東電に伝わらない。東電はタンクをパトロールしていると言ってますが、1000基あるタンクを二人で2~3時間で見るわけでしょ? 長く見積もっても1基あたり30秒弱。連結部分は数万ヵ所あるわけで、とてもチェックできない。

続きを読む "東北関東の太平洋が死の海となるのも近い" »

汚染水の濃度は東電発表より数倍~数十倍高いのでは

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-850.html

汚染水の濃度は東電発表より数倍~数十倍高いのでは

東工大・冨安名誉教授がALPSについて語っている。

    東電・東芝の「ALPS」は、役に立たない~

    東工大・冨安名誉教授に汚染水処理の対案を聞く~

     福島第一原子力発電所の廃炉作業にとって、最大の難関が30万トン以上にものぼる汚染水処理だ。今年に入り、地下貯水槽やタンク底部からの汚染水の漏えい、堰からの流出事故が相次ぎ、汚染水の一部は海にも流れ出たとみられている。
     相次ぐ事故や増える一方の汚染水への対策として、政府と東電は多核種除去設備「ALPS」の増設や凍土壁建設を打ち出した。だが、切り札であるALPSによる汚染水処理に異議を唱える学者がいる。東京工業大学名誉教授の冨安博氏(現・大和エネルギー研究所技術総括)がその人だ。核燃料再処理など原子力化学の専門家である冨安氏に東電が進める汚染水処理の問題点について聞いた。

    ■汚染水とは、ストロンチウム90問題にほぼ等しい

    ――かつて東工大で原子炉工学研究所教授を務めた冨安さんは、東京電力が導入したALPSによる汚染水処理に疑問を投げかけています。

    福島第一原発の汚染水の実態は、ストロンチウム90による汚染にほぼ等しい。東電の公表資料によれば、処理対象水(RO濃縮塩水)に含まれるストロンチウム90の濃度は1600万ベクレル/リットルに達している。ほかの核種は十数ベクレルからせいぜい数万ベクレル/リットル程度。こうした事実から見ても、人体への毒性が強い放射性ストロンチウムのリスクをいかに減らせるかがポイントとなる。

    東電は現状の技術では除去が困難なトリチウムを除く62の放射性核種を、ALPSを用いて規制値以下に減らすとしているが、本当の狙いは処理後の水を海洋投棄することにあると思われる。しかし、現在の年間規制値の10倍にも達する大量のトリチウムが含まれているALPS処理済み水を海に捨てることは事実上不可能だ。トリチウムの生物学的毒性についてはさまざまな見解があるものの、無害ということはない。

    ■ALPSは無駄だけでなく危険、発想を切り替えよ
    ――冨安さんは、ALPSによる処理はコスト的に無駄であるだけでなく、危険だとも指摘しています。

    東電はALPS処理済み水の海洋投棄を想定しているので、ストロンチウムと比べて相対的に微量で、危険性の少ない核種も高いコストと手間ひまをかけて基準値以下に減らそうとしている。そのためにALPSは設備が大がかりになった一方で、最も重要なストロンチウム除去のための工程が合理的に設計されていない。

    東電の公表資料によれば、チタン酸塩を吸着材とする吸着塔の中で放射性ストロンチウムを吸着させることになっている。しかし、過度にストロンチウムを吸着した場合、放射熱と放射線化学反応(ベータ線が水に照射して水素を発生)による水素爆発のおそれがある。

    偶然というべきか、前処理工程の「炭酸塩沈澱処理設備」でマグネシウムやカルシウムとともにストロンチウムの大部分が除去されるため、結果的に吸着塔の負荷が小さくなっている。しかし、こうした設備のあり方は本来あるべき姿とは違う。それに爆発のリスク自体もゼロではない。また、ALPSで除去した放射性ストロンチウムなどは、高性能容器(HIC)で厳重に保管するとしているが、ここでも発熱リスクや水素爆発のリスクが存在する。

    ――ALPSは故障続きで本稼働のメドがいまだに立っていません。その一方で増え続ける汚染水を減らすために、「高性能ALPS」を新たに導入する計画があります。

    そうしたやり方は間違っていると思う。第一に考えるべきは、ALPS稼働を前提とした海洋投棄ではなく、できるだけリスクが少ない形で汚染水を溜め続ける方法に発想を切り替えることだ。
     
     簡便さと安全性を考慮すると、私が以前、東電とともに共同開発した炭酸塩沈殿法に勝る方法はないと思う。詳しい方法は後で述べるが、この方法は私が東京工業大学の原子炉工学研究所在籍時に東電から研究費を得て開発したもので、使用済み核燃料の再処理をすべて水溶液内で沈澱分離する方法だ。1997年の米国の原子力学会誌に学術論文が掲載されている。

    この炭酸塩沈殿法にわずかな改良を加えると、放射性ストロンチウムは数百ベクレル/リットルの濃度まで除去できる。せっかく開発した技術を生かさない手はない。

    ■「沈殿分離法」を提案したが、受け入れられず
    ――今年に入って、地下貯水槽や組み立て式タンクからの汚染水の漏えい、大雨で汚染水が堰からあふれる事故などが相次いでいます。ALPSの本格稼働を待ち続けるのではなく、一刻も早くタンク内にある汚染水のリスクを減らすことに注力すべきではないでしょうか。 

    その通りだ。汚染水が漏れた場合の緊急対策としては、撹拌させながら、①塩化カルシウム水溶液と塩化ストロンチウム(非放射性)水溶液の混合溶液の投入、②炭酸ナトリウム水溶液の投入という手順で対策を講じる。

    ②の炭酸ナトリウム溶液を投入すると、液は直ちに混濁し、放射性ストロンチウムは炭酸カルシウムとともに沈澱する(写真参照)。

    沈殿物は土壌によって濾過されるため、漏えいした場合でも地下水汚染は軽減される。

    貯蔵タンクが壊れそうな場合にも、緊急対策の原理を応用できる。つまりタンク内に塩化カルシウム水溶液と塩化ストロンチウム水溶液を投入して、ポンプで十分に撹拌した後に、炭酸ナトリウムの粉末を投入する。放射性ストロンチウムはその99.99%以上が貯蔵タンクの底部に沈澱する。ベータ線より沈殿物は発熱するが、大量の水の自然対流によって冷却されるため、危険性は少ない。「沈澱→遠心分離→乾燥→冷却」が最も確実な方法だが、それが難しいのであれば、タンク内に沈澱させる方法を考えてみるべきだ。

    ――冨安さんの提案内容は東電に伝わっていないのでしょうか。

    原発事故から2カ月後の2011年5月には、清水正孝社長(当時)宛の書簡で、水溶液中で沈澱分離する方法として提案した。その後、担当者から「貴重なご提案ありがとうございます」という返事があっただけだった。今年4月には下河邉和彦会長にも書簡を送ったが何の返答もない。8月には田中俊一・原子力規制委員長に、汚染水処理の緊急提案として意見書を送付したが、反応はなかった。

    大地震が来てタンクから汚染水が海に流出したら、取り返しがつかないことになる。それだけに、関係者には現実的な方法としてぜひ真剣に検討してもらいたい。

    (なお、冨安氏の提案内容は、東京理科大学のホームカミングデー2013(10月27日開催)でポスター展示。また、9月25日の東電による記者会見で、相澤善吾副社長は「放射線量が高いために、タンク内でのそのような作業(=吸着剤の投入および撹拌作業)は困難」と説明している)

    東洋経済オンライン 2013年10月22日

以前この話を聞いた時に、冨安教授の処理方法は合理的かつ色々な意味で応用がきくと思っていた。
例えばALPSでの除去前に「炭酸塩沈殿法」を行ないALPSに送れば、ALPS稼働の効率も良いし、リスクも減るし、機器の故障も少なく、稼働寿命も稼げる。

しかしこの手法は何故かお蔵入りになった。

私は、東芝以外にこの処理を委託させたくないという思惑が、東電にはあると考えている。
おそらく汚染水の濃度は、東電発表より数倍~数十倍高いと思う。
燃料デブリは地下に落ちたとは言え、溶融の時にいたる所にへばりついている可能性が非常に高い。
とすると、汚染濃度は東電発表どころの数値ではすまないはずだ。
公表できないその数値を共有出来るのは、プラント開発社の東芝でしかない。

東電が福島第一敷地内の業務を、入札でなく子会社や関連会社に委託している問題は、規制委員から既に指摘を受けている。

安価なタンクを使ったり、作業員の危険手当をカットしたり、コストカットに必死な東電が、受注先を入札でなく、身内で固めているのには、それなりの理由があるはずだ。
汚染水の濃度は、東電発表以上に酷いのではなのではないだろうか。

2013年10月22日 (火)

色々と化けの皮が剥がれてきた

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~

http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-849.html

色々と化けの皮が剥がれてきた

随分と色々な分野で「化けの皮」が剥がれてきました。

■TPPの「重要5項目を死守する」という自民党公約が守れない事に関して、石破幹事長は「自民党に一票を入れた国民が判断しろ」と言い始めた」

<石破幹事長>TPP公約「数字巡る議論しない」

  自民党の石破茂幹事長は11日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉で「重要5項目(586品目)を死守する」とした党公約と、同党が重要5項目 の関税撤廃ができるか検証することの整合性について、「自民党を信じて1票を投じた方々が判断することだ。今数字を巡る議論はしない」と述べた。

 札幌市内で「586品目が一つでも関税撤廃されたら、(本当に)公約を守ったことになるのか」との記者団の質問に答えた。政府・自民党は国内に影響が大きい品目を守ることで、重要5項目の大枠を維持したとアピールし、「公約違反」との批判を避けたい考えだ。

毎日新聞 10月11日

最初から守れない約束をしたのは自民党であり、「出来ない」という結果が出たら、一票を入れた国民に責任転換だそうです。
こんなの「公約」って言えますかね?

続きを読む "色々と化けの皮が剥がれてきた" »

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

どんどん和尚のブログ | 大気拡散予測 | CuRAZY | donのブログ | KABASAWA YOUHEI BLOG | newsポストセブン | Nuclear F.C : 原発のウソ | simatyan2のブログ | Sputnik 日本 | THE HUFFINGTONPOST | wantonのブログ | ☆YAMACHANの@飛騨MAVERICK新聞 | あいば達也 | いかりや爆氏の毒独日記 | おすすめサイト | お知らせ・情報 | かっちの言い分 | きのこちゃん | くろねこの短語 | ずくなしの冷や水 | その他 | たむごん | つぶやきいわぢろう | とある原発の溶融貫通(メルトスルー) | とらちゃん | ひとりごとぶつぶつ | まっちゃんのブログ | まるこ姫 | みんな楽しくHappyがいい♪ | アロイアからの伝言2 | ウィンザー通信 | カイトのブログ | カナダde日本語 | カレイドスコープ | サンスポ | ジャーナリスト堤未果のブログ | スポーツ | ダイヤモンドオンライン | ドリアン大将 | ニュース | ネットゲリラ | ハイヒール女 | フランスねこ | マスコミに載らない海外記事 | ミクロネシアの小さな島・ヤップより | ロシアの声 | 世界の裏側ニュース | 乳酸菌 | 人生は冥土までの暇潰し | 低気温のエクスタシーbyはなゆー | 健康になるためのブログ | 八木啓代 | 原発事故・放射能 | 国会傍聴記by下町の太陽 | 天木直人 | 天皇陛下 | 小沢一郎 | 山本太郎 | 山科恭介 | 戦争はなぜ起きるのか | 放射能・瓦礫問題 | 放知技 | 政治・経済 | 政経徒然草 | 文殊菩薩 | 新井信介 | 新華社 | 旅行・地域 | 日々坦々 | 日々雑感 | 日々雑感 iza | 日刊SPA | 日刊ゲンダイ | 日本が好き | 日記・コラム・つぶやき | 時事通信 | 晴天とら日和 | 晴耕雨読 | 暗黒夜考 | 書籍・雑誌 | 杏仁タイチー | 村野瀬玲奈 | 東京新聞 | 東京江戸川放射線 | 板垣 英憲 | 森ゆうこ | 植草一秀 | 民間人です | 涅槃 | 独りファシズム_ | 生き生き箕面通信 | 田中龍作ジャーナル | 疲労困憊したおじさんのブログ | 皇室 | 真実を探すブログ | 真白りょう | 社会 | 神保哲生 | 神州の泉 | 福島の悲劇を二度と繰り返さないために | 福島民報 | 秋場龍一 | 秋場龍一のねごと | 経済・政治・国際 | 自民党的政治のパンツを剥ぐ | 芸能・アイドル | 芸能・エンタメ | 藤原肇 | 見るべきほどのものは見つ | 逝きし世の面影 | 速報 | 週刊金曜日 | 選挙 | 里子 | 里子の☆ラウンジ | 阿修羅 | 陽光堂主人 | 集会・デモ告知 | 音楽 | 飯山一郎 | 黄金の金玉

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト

amazon&shop

  • SHARP プラズマクラスター搭載空気清浄機14畳用 FU-A51-W
  • SHARP プラズマクラスター搭載空気清浄機 8畳用 FU-A30-W
  • 横田めぐみさんと金正恩
  • SHARP サイクロンクリーナー ベージュ系 EC-CT12-C

カテゴリー

無料ブログはココログ