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2018年2月 7日 (水)

洞察歯観のすすめ(29)

人生は冥土までの暇潰し
今週も強烈な寒波が日本列島を覆うようで、歯科&音楽ウォッチャーさんの住む信州は連日の雪かきで大変だろうな…、と思っていたところへ便りが届いた。今回のテーマは風邪についてであり、インフルエンザが流行っているということから、時期的にはピッタシのテーマだ。

また、亀さんも拙稿「健康であれ」で風邪について書いているので、併せて一読してもらえたら幸いだ。

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今回のウォッチャーさんの記事では、松本光正氏の『かぜ薬は飲むな』(角川新書)を紹介していたが、上の記事で亀さんも『風邪の効用』(野口晴哉 ちくま文庫)という本を紹介している。正しい医学についての知識を身につけ、対処していく上で、両書とも必読カモ…。

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インフル流行拡大、累計患者数は1千万人突破 学級閉鎖は1万施設超 関東でも猛威

  つい昨日のこと。
ネット上でニュースを拾い読みしていたところ、猛威を振るうインフルエンザという記事が目に止まりました。
***インフルエンザが世界的に猛威を振るう中、アメリカでもほぼすべての州で感染が広がり、今シーズンに入って少なくとも37人の子供が亡くなりました。
アメリカのCDC=疾病対策センターによりますと、50ある州のうちハワイ州を除く49州でインフルエンザの感染が急速に広がり、昨年10月以降、少なくとも子供37人が死亡、およそ1万2000人が入院したということです。
また、ここ数年の流行と異なり、65歳以上の高齢者だけでなく、50歳から64歳の年代の感染も際立っているとしています。現地メディアによりますと、中西部のインディアナ州では、インフルエンザにかかった息子と夫の看病をしていた女性が感染し、発症した3日後に亡くなったケースもあったということです。
日本でも、インフルエンザの患者数が統計を取り始めた平成11年以降、最も多くなるなど、インフルエンザの患者は世界的に増加傾向となっています。
CDCは、このままのペースで感染が拡大すれば、過去15年で最悪の規模になる恐れがあると警告していて、手洗いやうがいの徹底のほか、予防接種を受けるよう呼びかけています。***

世にも恐ろしい、インフルエンザ。さあ、病院へ行って、薬を飲んで、予防接種を受けよう・・・医療機関のコマーシャル記事のようにも見えます。
偶然にも・・・このニュースに触れる2日ほど前、書店に立ち寄り、「かぜ薬は飲むな」松本光正(著)というタイトルの本を手にしておりました。松本氏は著書の中で、風邪 インフルエンザ 風邪薬。そして、自然治癒力などなど、大変興味深いこと語っております。猛威を振るうインフルエンザに、薬を飲み予防接種をして備えなければ・・・と考える前に、散歩がてら書店で立ち読みしてみてはいかがでしょう・・・。

下記 「かぜ薬は飲むな」から、松本氏の語りを紹介してみます。

***皆さんは熱や咳、鼻水が出ると、「風邪を引いた」と思います。そうして当然のように風邪薬を飲もうとします。手元になければ、医療機関に行って薬をもらおうとします。病医院に行けば当然のように薬を飲ませようとします。お互いに薬を飲んだ方がいいと当然のごとく思っているのです。
インフルエンザの時期になると、テレビでは小児科の様子が放映されます。医師が子供を診察しているところが映し出されています。
インフルエンザに罹ったら医師が当然診断するし、親も子供もテレビ局も、当然のように病医院に行くものだと思っているのです。
でも、本当にそれが正しいのでしょうか。病院に行かないと風邪(インフルエンザを含む)は治らないのでしょうか。行った方がいいのでしょうか?
病医院というところは、風邪、インフルエンザの患者さんがたくさん集まるところです。そんな場所にわざわざ連れて行って濃厚なウイルスをスーハースーハーと子供に吸わせているのです。おかしいと思いませんか?

テレビでおなじみの「インフルエンザは風邪ではありません」という巧妙なキャッチフレーズに騙されているからこういうことが起きるのです。どこが巧妙かというと、わざわざ科学をねじ曲げて、風邪の一種であるインフルエンザを必要以上に怖がらせているから巧妙なのです。一種の詐欺と言っていいでしょう。科学で考えると、インフルエンザは、風邪です。風邪の一部なのです。風邪にはたくさんの疾患が含まれていますが、インフルエンザは風邪のなかのほんの一部です。何も怖がる疾患ではありません。ただの風邪です。皆さんだって、今まで生きてきて、何回もインフルエンザに罹っているでしょう。そしてすべて治ってきたでしょう。でも、
「インフルエンザは風邪ではありません、怖い病なんですよ」
と言って国民を怖がらせるとよいことがあるのです。誰にとってよいことか?風邪関係の薬やワクチンを作っている製薬メーカーと医療機関です。怖がらせれば国民はみーんな医療機関に行って薬を処方してもらうのです。

もちろん風邪だからといって、軽い疾患だとは限りません。風邪でも時には人の命を奪うこともあります。それは人によるのです。自然治癒力が落ちている老人などでは、死に至る怖い病になることがあります。だからといってインフルエンザを必要以上に怖がることはありません。風邪なんですから。風邪をいちいち怖がっていたら生きていけませんヨ。

風邪という症状は、たくさんの軽い疾患の総称です。
ちょっと体がだるい、気分が悪い、食欲がない等々、普段と違う状態を含めて、そういう症状を呈した時を風邪と言います。おなかが痛い、胃がむかつく、便が軟らかい等という消化器系の症状でも、それが軽ければ、「風邪でしょう」となります。
日本脳炎のような重い疾患も、ちょっとだるいと等という時期は風邪と呼ばれます。私の診た症例の中にも、風邪かと思っていたら、劇症肝炎というすごい病だったという女子学生がいました。また喉が赤いので扁桃腺炎かと思っていたら、急性白血病だったという症例もありました。ですから風邪だからと軽く診てはいけないことも事実です。
正しくは、ウイルスや細菌が呼吸器(喉や肺)に付いて、熱や痛みや咳や鼻水が出た、そういう呼吸器の軽い症状を持つ疾患、それが風邪(感冒ともいう。インフルエンザの時だけ流行性感冒のように使う)でしょう。
しかし、呼吸器の重い疾患ならば肺炎と呼ぶし、激しい咳の症状があれば急性気管支炎と呼ぶし、激しく喉が痛めば急性咽頭炎などと呼び、風邪と区別します。

風邪の原因はウイルス
風邪を引き起こすのは、細菌は少なく、ほとんどがウイルス感染であるとされています。そのウイルスは200種類もあるそうです。中でも多いのがライノウイルス、エコーウイルスだと言われています。実は、ウイルスが原因だと分かっていても、治療方はありません。ウイルスに効く薬はないのです。ここが大事なんですが、ここを忘れてか知らないのか、医師は風邪・インフルエンザに効く薬があると思い込んでいるようです。自分が治している。医療が治している、治す医療があると思い込んでいるようです。そういう教育を受けているところに問題があるのです。教える大学の教授がそう思い込んでいるのが日本の医療の危うさなのです。
ウイルスというのは、現在の医学では全く対処できません。ウイルスは細菌に比べてとても小さいからです。細菌は光学顕微鏡という普通の顕微鏡で見えますが、ウイルスは電子顕微鏡でしか見えません。しかも、一つの生命現象を持ち、単細胞生物として生きる細菌と違って、ウイルスはDNA、RNAという遺伝子だけを持つ微生物です。だから未だにポピュラーなウイルス感染症の麻疹(はしか)にも、日本脳炎にも、ヘルペスにも、ノロウイルスにも薬はないのです。麻疹、おたふく風邪に気をつけて、罹ったら早めに病医院に行きましょうと言います。でも、病医院に行っても治療法がないのです。ウイルスなんですから。治療法がないのに病医院に行きましょう、というのはおかしいと思いませんか。

発熱の意味
ウイルスが身体に侵入し風邪を引いた状態の時に、身体は発熱状態になります。その時、それが命を守るために一番良い状態なのです。熱が出なかったら私たち生物は死んでしまうのです。発熱という状態は、体温を上げて、細菌やウイルスを焼き殺そうとしている状態です。焼き殺さなければ、細菌やウイルスに人間は殺されてしまうからです。熱が出ているときは「今が最良の時」なのです。体温を上げてインフルエンザ・ウイルスを撃退し、命を守っているのです。これが自然治癒力です。
熱が何のために出ているのか、医師も国民も知らない、熱が悪いと思っているのです。風邪で熱が出たら「しめた!」です。感謝です。これで治る。命が守られるのだと思いましょう。

下痢は・・・
ノロウイルス、O・157、病原性大腸菌、赤痢やコレラ、時にはインフルエンザ等に感染すると、激しい下痢が起こります。腸の中にそういう悪いものを置いておいたら命が危ないので、水と共に外に洗い流している姿が下痢です。大腸の中の悪いものを外に出すには、肛門が一番近い外界への出口だと身体は知っています。下痢という症状を作って命を守っているのです。下痢も自然治癒力の現れです。

風邪で熱や咳の症状が出てくると、ひどくなったらどうしよう、肺炎になったらどうしようと悪く考えます。風邪ごときで死ぬはずがないのに、悪く悪く考えます。マイナス思考です。他の疾患でも同じです。健康を損ねたらどうしよう。死んだらどうしようなどとマイナス面から身体を捉えるからです。不安なのです。だからその不安を意図的に操る人たちの餌食にまんまとなるのです。
医療は、不安産業です。
不安を煽れば煽るほど儲かる商売です。だから、医師も製薬メーカーも不安を煽るのです。***

医療は不安を煽って儲ける不安産業!算術医にかかる(罹る)と健康を食いちぎられたあげく、稼ぎも巻き上げられる。治療代金と打ち出された金額を毎度毎度、吸い取られる。患者は不安産業のキャッシュ・ディスペンサー扱い。
患者の健康を食い散らかして算術医、製薬会社の懐はビヤ樽のように膨らんでいく。(メタボ体型というと、まことに不健康であるらしい?・・・のですが、しかし、白衣の懐がビヤ樽のように膨らめば膨らむほどに、健やか健康が保たれる)
インフルエンザ対策のためと、病院へ直行する前に、散歩がてら書店で暇つぶし読書をした方が良さそうです。(今時の書店は立ち読みだけでなく、椅子やソファーでゆっくり暇つぶしできるところもあります)
油断すると、お医者のキャッシュ・ディスペンサーにされるカモ・・・知れません。

松本氏の著書からもうひとつ。血圧につて・・・
血圧は病ではない。
からだは面白がって血圧を上げたりしません。原因と結果が必ずあるはずです。命を守るために、自分に一番良い値に設定してくれているのが、今のあなたの血圧の値です。血圧が高い人は、高くしないと生きられないから高いのです。低い人は低くしないと命が保てないから低いのです。それぞれみーんな自分の一番合っている血圧に身体は設定していてくれるのです。人間は進化の途上で700万年ほど前、四つ足歩行から二足歩行になり、立ち上がった哺乳動物です。立ち上がるということは、重力に逆らって心臓から高いところにある脳に血液を送らねばならないということです。しかも老化とともに血管は狭くなり、弾力がなくなります。どうしたら心臓から脳まで、重力に逆らって血液をポンプアップできるでしょうか。ポンプの圧力を上げることでしょう。圧力を上げて上に送り出さないと脳は血液不足に陥って死んでしまいます。そこで、加齢と共に血圧が上がるのです。生きるためにわざわざ上げてくれているものを、薬を飲んで下げてどうするのですか。下げたら脳の血流が低下して脳に栄養や酸素が行かなくなるでしょう。ですから血圧の薬を飲む人には脳梗塞が二倍も発生するし、認知症も多くなるのです。こういう簡単なことが理解できないのが医師です。人間が生物であることを忘れている上に、立ち上がった生物ということも忘れているのです。忘れていると言うより考えたこともないのです。その上、加齢現象が理解できていないのです。人間という生物も他の動物同様に、いつまでも若くないのです。歳をとって必ず死ぬ生物なのです。しかし、年をとっても命は死にたくないのです。なんとしても生きたいのです。生きるためには、なんとしても心臓より高所にある脳に血液を送りたいのです。送らないと死んでしまいます。だから血圧を必死に上げているのです。身体の力を総動員して命を守ろうとしているのです。生きたいのです。人間は必死に生きようとしています。けなげじゃないですか。愛おしいほどけなげですね。それが高血圧の姿です。
命を守る自然治癒力で血圧が上がっているのです。この自然治癒力を無視している医療が高血圧を「症」と名付けて病に仕立て上げ、高血圧症の薬物治療をするのです。自然治癒力が全く分かっていないのです。生物とは何か全く分かっていないのです。降圧剤を飲むということは、発熱時に解熱剤を飲むのと同じ構造です。下痢の時に下剤を飲むのと同じです。現在の脳梗塞の半分以上は医師が作っているのではないかと思います。飲ませなくてもよい人に薬を飲ませて、人工的に作っているのではないでしょうか。***

これでは、医療と関わるは、百害あって一利なし。

そういえば、知り合いの女性Fさんが高血圧症と脅されて、お医者通いをしておりました。あるとき、Fさんが担当医に尋ねました。
「先生。私、高血圧だから血圧を下げる薬を毎日飲むようにと言われて飲んでいますけど・・・先生、私の高血圧の原因というのは、何なんでしょうか?」
さあ、そこで、プロのお医者である50代後半の女医さんドクターXが答えて言いました。
「Fさん。そんなことが分かれば、医者はいらないですよねェ~!」
それを聞いたFさん・・・目が点になるも、帰り道、
「お医者が分からないとはねぇ・・・」
と、笑いながら通院停止を決め、薬とは縁を切ったとのこと。ドクターX、失敗しちゃってます。
このようなことでは、医療と関わるは、百害あって・・・命・・・なし。

追記

ジャズ好きな友人と二人、珈琲店(オスカー・ピーターソンのピアノが流れる店内)で話していたときのこと。三浦綾子の「氷点」が話題に上がりました。友人は、
「姉貴が三浦綾子のファンで子供の頃、姉貴に連れられて映画にも行ったことがあった・・・最近、なんだか妙に懐かしくなって読み返している」
と語っておりました。
氷点というと、ショパンの即興曲第4番 幻想即興曲のメロディーが思い出されますが・・・映画(昭和41年3月公開)は、この幻想即興曲で幕が開き、居間でアップライト・ピアノを弾く着物姿の若尾文子の姿が映し出されます。これは、とても興味深いところ・・・といっても個人的な興味に過ぎませんが、この場面に登場するアップライト・ピアノは、確か・・・「トリフリッヒ」という名の日本製のピアノ。
日本のピアノというと、山葉や河合あたりがメジャーどころですが、他にもたくさんありました。その中に、三共ピアノというメーカーがあり、福島仁という人が立ち上げたもので、東京は大田区に工場がありました。トリフリッヒは、約300台ほど作られたのですが、製造時から半世紀以上の時が流れた今、その美しい姿が残っているのなら是非お会いしたいものです。

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