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2017年4月15日 (土)

未来を見通す目 

人生は冥土までの暇潰し
ヨーロッパの非英語圏にオフィスを構える、X社という翻訳会社との付き合いは、かれこれ10年近くになる。そのX会社は2年ほど前から、英語から日本語に機械翻訳したファイルを送ってくるようになった。しかし、ほとんどは使い物にならない和訳のオンパレードであり、一度すべての和文を削除してから、改めて翻訳し直しているのが現状だ。加えて、原文である英語も酷い。特に最近は酷くなってきたので、「ドイツ語の原文を機械翻訳させた英文を使用しているのか?」と、数日前にX社の担当者に問い合わせたところ、客先であるメーカーの担当者が英訳しているとのことで、担当者も客先の英訳の酷さについては先刻承知であった(笑)。

そんな矢先、興味深い記事が日刊ゲンダイに掲載された。
AIで雇用崩壊 井上智洋氏「30年後働けるのは人口の1割

同記事によれば、亀さんが生業としている翻訳の場合、今から7~8年後(2025年頃)に、翻訳といった仕事はAI(人工知能)に脅かされ始めるとある。確かに、自動車・機械・コンピュータといった取扱説明書あたりなら、昨今の囲碁や将棋ソフトの著しい進歩から推測すれば、大いにあり得る話だ。

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ここで、将棋と翻訳とは分野が違うのだが、将棋を翻訳に置き換えて以下の記事を読めば、機械資源(CPUコアやストレージ)+機械学習(コンピュータによる学習の蓄積)の活用により、プロの翻訳者と何ら遜色のない和文に訳せそうである。
プロ棋士に連勝!将棋ソフト「Ponanza」はなぜここまで強いのか

ただし、文学、殊に長年の風雪に耐えてきた古典文学となると、人間の心が深く関わってくるだけに、将来においてもAIによる翻訳は、不可能であると亀さんは見ている(拙稿「心知体」参照)。

ところで、昨日の東京新聞夕刊の片隅に、みずほ銀行と電子マネーについての記事が掲載された。

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みずほ銀行と言えば、繋がりの深い孫正義を連想するが、その孫が発表した以下の論文に改めて目を通してみた。
孫正義氏「OneWebで情報通信革命を」12億ドル出資する“宇宙ベンチャー”の未来を語る

AIの登場によって自分の現在の仕事が、どのような変化を遂げていくのかについて想像すると同時に、社会全体に大きな影響を及ぼしそうな、孫正義の未来プロジェクトも併せて検討することにより、自分の未来設計を立体的に描くことができるのではと思う。まさに、孫正義の語る「あらゆる産業が再定義される日」が、目の前に迫っているのである。

【別報】
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先週の金曜日、佐藤優氏のコラム記事が東京新聞に掲載された。同コラムの中で佐藤氏は、「アサド政権は自国民に対してサリン使用したとみている」と発言しているのに注目されたい(拙稿「放射脳?」参照)。

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