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2017年2月18日 (土)

仁義なき戦い

人生は冥土までの暇潰し
 
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掲示板「放知技」のスレッド「飯山一郎と紳士・淑女の歓談室 -22-」で、密度の濃い情報が交わされていたので報告する。切っ掛けは、道友の太秦東映さんの投稿であった。殊に注目すべきは以下の発言だ。

この『仁義なき戦い 完結篇』はものすごく好きな映画で、何回見たとかはよくわからないですが、
ほぼすべての台詞をソラで言えるほどには見ています。


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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/562/

それ以降のやり取りは、スレッド「飯山一郎と紳士・淑女の歓談室 -22-」で直接確認していただくとして、一連のやり取りが交わされた後、〝結語〟は以下のとおりとなった。

学校なんかに行くヒマがあったら,『仁義なき戦い』を鑑賞しろ!と,よく

説教したもんです.この考えは,今でも変わらないです.はい.


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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/814/

この「仁義なき戦い」について語るからには、どうしても外せない書籍がある。笠原和夫の著した『昭和の劇』だ。亀さんは同書について、旧ブログで簡単に取り上げている。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2005/06/post_a83d.html

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手にすると分かるが、同書は600ページを超える浩瀚で高価な書籍である。残念ながら絶版になってしまったので、読みたいという読者がいれば、最寄りの図書館で取り寄せるしかない。なお、以下は同書の目次(部)だ。部ごとに小節があり、各部の小節に関心を持った読者のため、本稿の最後に目次をアップしておこう。ちなみに、画像をクリックすれば拡大出来るので、お試しあれ。

第1部 ひばり映画と時代劇
第2部 やくざ映画の時代
第3部 『仁義なき戦い』と実録路線
第4部 戦争映画と天皇
第5部 日本映画界の衰退


特に第3部の「『仁義なき戦い』と実録路線」については、多くの読者が関心をもたれるであろうから、以下に文字を起こしておこう。

広島やくざ戦争『仁義なき戦い』四部作
深作欣二監督起用の反対理由
復員兵のニヒリズム
一条さゆりとブラック・ユーモア
リバウンドする暴力
真相も結論もわからない…… ならば、何もわからない劇をつくろう
『仁義なき戦い』で、やくざ映画は終わるべきだった

特別攻撃隊『海軍特別攻撃隊』『あゝ決戦航空隊』
敵艦に突っこんだ特攻機なんて、一〇〇機中一機もない
引くに引けなくなった〝特攻の生みの親〟大西瀧治郎
皇国思想の行き着く果て
児玉誉士夫が語った天皇の戦争責任

日本共産党『実録・共産党』
渡辺政之輔の自殺を認めない日本共産党
亀戸事件と丹野セツ
その後の『実録共産党』
失われた左翼へのロマン

警察『県警対組織暴力』
警察は〝百姓集団〟である
右にも左にも行けない戦後的原罪意識

総会屋・沖縄やくざ戦争『暴力金脈』『沖縄進撃作戦』
総会屋は銀行の私兵である
反共デルタ地帯vs沖縄ナショナリズム
どうして今のやくざを描かないのか

在日朝鮮人『やくざの墓場 くちなしの花』
やくざ映画に潜在する差別問題
消えた「日本人は信用できん」というセリフ
オディロン・ルドンの絵

虚構の抱懐『人生劇場』『西鶴一代男』『真田幸村の謀略』
「四畳半」に後退するドラマ
<破(やぶれ)>の世界
題材のない国 日本


なお、松方弘樹に関連して、以下の書籍もお薦めする。

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『映画の奈落: 北陸代理戦争事件』

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