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2017年1月24日 (火)

手探りの時代

人生は冥土までの暇潰し
 
17012402

前稿「トランプ占い」に亀さんは以下のように書いているので、さっそく『月刊日本』(二月号)の特集、「日本の未来を読み解く」を取り上げていこう。

グローバリズムの次に来るのは、どういう時代なのか? このあたり、『月刊日本』(二月号)が組んだ特集、「日本の未来を読み解く」を叩き台に、次回取り上げることにしよう。


この特集では三人の筆者が寄稿している。

17012401

最初に、「海洋国家の時代が終わる」を著した水野和夫氏は以下のように書いた。

海の国の権威が失墜した以上、今度は陸の国が世界秩序に責任を持つ必要があります。そのためにも、ヨーロッパはロシアと協力し、戦争が起こらないような仕組みを作っていくべきです。
『月刊日本』p.50


水野氏は〝陸の国〟をロシアと結びつけているので、拙稿「ワンワールドvs.中露連合」で言及した、〝ハートランド〟を水野氏が指しているのは明らかである。

近代が終焉し、次に来るのはどのような時代なのかについては、水野氏をはじめ多様な意見が出ており、拙稿「資本主義の終焉」(01~04)シリーズでは、そうした多様な意見を紹介したつもりである。無論、水野氏の予測も取り上げているので、一読いただければ幸いである。

資本主義の終焉01
資本主義の終焉02
資本主義の終焉03
資本主義の終焉04


次に、「人口減少にどう立ち向かうか」を寄稿した藻谷浩介氏は、『里山資本主義』(角川書店)という良書を世に問うた人物だ。同氏の里山資本主義については、拙稿「覇権移行と新しい生き方」などで亀さんは取り上げている。

さて、同氏の記事で注目するべきは、以下の結語だと思う。

これこそ私が訴えてきた「里山資本主義」が、地方の現場で実現しつつある姿です。過疎地の若者の生活は、経済的に豊かではなくとも、次世代の再生産される、幸せで充実したものです。お金の成長よりもまず同じ数の次世代の再生。このことに気付けば、日本の未来は明るいものになるでしょう。
『月刊日本』p.55


ただ、残念ながらによる内部被曝という、日本の抱える深刻な事態を藻谷氏は見逃している。そのため、同氏が考えている以上に早く、日本の人口が減少していくはずだ(拙稿「健康延命を図るべし」参照)。

最後に、「人間存在が根底から問われている」を書いた禅僧の南直哉氏だが、以下の記述に亀さんは注目した。

私がいま深刻に考えているのは、まさに「死」の問題です。その核心は、と自意識です。つまり、自意識はコピーできるのかという問題です。
『月刊日本』p.58


文面から明らかなように、南氏は自意識、すなわち心は脳から生じると考えていることが明らかである。しかし、西原克成医学博士の学説、「心は内蔵から生じる」(旧稿「内蔵が生み出す心」参照)に賛同する亀さんから見れば、根本で間違っていると言わざるを得ないのは残念だ。それでも、脳を内臓に置き換えて読めば、色々と示唆に富む記事ではあった。

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