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2016年3月15日 (火)

マイナス金利の狙い…

人生は冥土までの暇潰し

マイナス金利の狙い…

[2016/03/15 07:10]

ここ数日の「カレイドスコープ」、なかなか良い記事を連発している。
女性を完全に敵に回した安倍政権の凋落が始まっている
本腰の古館伊知郎キャスターの冷静さの中に秘められた気迫
ハイパー・インフレ、預金封鎖、資産税への道

特に良かったのが「ハイパー・インフレ、預金封鎖、資産税への道」で、先月のまほろば会で金融のプロである安西正鷹さんも、「マイナス金利の衝撃とその目的」について語っていたのを思い出した。ご参考までに、安西ファイルに掲載された「マイナス金利の衝撃とその目的」の【ポイント・私見】、以下に転載しておこう。

・ 年が明けて、株や債券の世界的な下落傾向に拍車がかかる中、欧州や日本のQEによる米国金融の防衛策に限界が訪れた。そこで米連銀は、日銀に「ドルと米国 債(を筆頭とする金融システム、米金融覇権)へのテコ入れ」を命じた。日米間の金利差の拡大、ドル高円安、日本から米国への資金流入などが起きるなら「ま ともな」マイナス金利策でなくてもよいと判断して、日銀は「マイナス金利」のイメージだけを誇大喧伝し、銀行が日銀に預ける当座預金の金利はプラスのまま という、銀行の経営に配慮する内容にした。国内での権力を維持したい官僚機構や日銀内の対米従属派らが、むしろ積極的にその指令を遂行した、という解駅 は、ある程度正鵠を得ている。
・日銀や政府がマイナス金利に固執する様子を見るにつけ、何者かに脅迫されて有無を言わさず実行を迫られており、その焦りがにじみ出ている様子が透けて見える。しかし、問題は、マイナス金利の導入を命じた犯人が誰かというよりも、その目的やそれがもたらす影響だ。

・ マイナス金利が拡大一長期化すると、一般の預金をマイナス金利にしていかざるを得ず、預金を引き出して現金で保有しようとする人々が増える。その対策とし て、金融当局やその周辺から現金廃止論が唱えられる展開になる。政策金利を引き上げたばかりの米国でも話題になり始めている。実際に、欧州では「現金の廃 止」を加速させているが、これらは決して偶然の流れではない、
・すでにマイナス金利を導入したスイスの場合、マイナス金利により銀行のビジネス・コストが増加し、銀行はそのコストを顧客に転嫁した。既に預金の利子はゼロ状態なので、貸出利率を引き上げるしかないというわけだ。
・ 欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ圏内の、特にドイツの顧客志向の良心的な中小規模の地方銀行に対して、規制に対する報告の義務を強いることにより人件費 を増大させ、多くの地方銀行を倒産や吸収合併に追いやった。同時に、欧州中央銀行は利回り曲線をフラット(短期金利を下げ、長期金利も金融緩和で下げる) にして、従来の銀行業務(企業への融資など)を行ってきた地方銀行は不利になり、逆に、投機や投資を主な銀行業務とするメガバンクに利益をもたらした。
・ このように、マイナス金利の政策は、先進国の小規模な地方銀行を潰し銀行を合併させ、銀行の集約、管理を強化するためのアジェンダの一環である。究極のサ バイバルゲームが銀行業界の中でますます熾烈になり、共食いをし始めたということだ。また、これはアジェンダの終着点である現金廃止を正当化する格好の口 実となることにも留意しておかねばならない。
・現金の使用を禁止するということは、人々の経済的自主権を奪うことを意味する。マイナス金利に対し て庶民が銀行から預金を引き出してタンス預金に走るのは、防衛するための手段として当然の行為である。現金がある限り、中央銀行は預金の流出に対して手が 打てず、思い通りの金融政策がとれず、歯がゆい思いをするしかない。しかし、現金の使用を禁止したキャッシュレス社会では、金融当局がデジタル・マネーを 管理することになるため、経済が好ましくない状況になるとマイナス金利を際限なく設定することが可能になり、このような問題は解決する。
・そし て、現金が使えない社会では、口座から現金を引き出すことができないため、消費者は預金を使ってデジタル・マネーで消費をするか、マイナス金利なのでじっ としていても預金が目減りすることになる。「刀狩り」により防衛手段を取り上げられた大衆は、インフレと同じく目に見えない収奪装置を「お上が決めたこと だから」「自然の摂理だから」という運命論を信じ込まされようとしている。

・また、現金の廃止と並んで、民間銀行の銀行信用(信用創造) をなくそうという提案が出ていることも要注意だ。確かに、信用創造はお金のバブルを作り出し、多大な副作用をもたらすので、好ましくない仕組みではある。 スイスでは信用創造を禁止させるための国民投票が実施されるという話はあるが、現金廃止とセットになった議論であることを勘案すると、諸手を挙げて歓迎す るわけにもいかない。
・現金と民間銀行の信用創造をなくすことによる最大の受益者は中央銀行である。結局、キャッシュレス社会で勝利するのは中央 銀行なので、マイナス金利を積極的に推進する理由もこの辺りにありそうだ。中央銀行が世界的な金融危機が始まると同時に電子マネーを導入することに高い関 心を示しているのが、何よりの証拠だ。
・究極のサバイバルゲームは、民間銀行同士の内ゲバで終わらず、ついに中央銀行にまで及んだ。中央銀行はそ の存在意義を保障してくれる手下の民間銀行をも喰らいつくして、延命を図ろうとしている。収奪的な現代文明の金融制度の制度疲労もここに極まれり、といっ たところか。憎悪に呪縛され全体から個への分裂による拡大再生産で発展してきた現代文明は、自殺願望でもあるかのようにふるまい始めた。いよいよ自壊への 道を突き進み始めたのだろうか…。

安西さんが考えるように、ゼロ金利の目的は(中央銀行を最大 の受益者にするための)キャッシュレス社会の導入なのか、あるいはカレイドスコープの言う「(中央銀行すなわち日銀に絶対的な権力をもらたすための)ハイ パーインフレなのか、いずれが権力の狙いなのかという詮索はともかく、安西稿の最終行、「憎悪に呪縛され全体から個への分裂による拡大再生産で発展してきた現代文明は、自殺願望でもあるかのようにふるまい始めた。いよいよ自壊への道を突き進み始めたのだろうか…」は不気味である。

た だ、両者とも日本の国難というよりは世界最大の問題である、福島原発の問題についての視座が欠けているのは惜しい。しかも、福島原発事故を起因とする首都 圏麻痺の方が、キャッシュレス社会やハイパーインフレよりも早く到来しそうなのだ。その意味で、注目すべきは5月26~27日にかけて行われる伊勢志摩サ ミットだ。G7、ひいては世界が、日本にどのような裁定を下すのか、今から注目だ。

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