森のなかを歩く日々
飯山一郎
果実をネコの乳首に見立ててこの名がある。
山地の林内に生える高さ5~8mほどになる落葉小高木。
コムラサキ・ムラサキシキブ・ムクロジとともに、梅雨に入ると開花する樹木。 葉の付け根にきわめて小型の黄緑色の花をつける。
花期は短いが花時にはうなるように日本蜜蜂が訪花する。
ニホンミツバチは、ちゃらちゃらした街にある花壇の草花の花ではなく、清浄な森の樹々に咲く花の蜜を吸う。
ネコノチチのように、森には人知れず蜜を出してくれる樹木が少なくない。
森の樹々に咲く花は、清浄きわまりないが、目につかないほど小さくて蜜の量も少ない。
だから、ニホンミツバチの蜂蜜は貴重なのだ。白砂糖を水に溶いてエサとして与えて蜜をつくらせる西洋ミツバチの蜂蜜とは比較にならない。
鷲はニホンミツバチを飼い始めてから、森の中を歩くのが習慣になった。
志布志市の森は、スギやヒノキの人工林の死んだ森ではなく、古来からの常緑照葉樹が圧倒的に多い。
その広大な森のなかを、鷲が飼うニホンミツバチたちが早朝から夕刻まで飛びまわって、樹々に咲く花の蜜を集めてくるのだ。
ディス ランド イズ マイ ランド!(This land is My land!)
ディス フォレスト イズ マイ ファーム!(This forest is My farm!)
志布志の清浄な森は、鷲の蜂たちの楽園だ!
秋。鷲が鷲の巣箱から採蜜したニホンミツバチの純粋蜂蜜を世に出す日…。そのラベルには、「養蜂家:飯山一郎」と太い字で書こう!
それにしても飯山一郎、この年になって養蜂家になるとは!
人生、ほんと、どーなるか? 分からんもんだわ! ワハハ。
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