鳳凰・龍・麒麟(ほうおう・りゅう・きりん)
飯山一郎
http://grnba.com/iiyama/index.html#st10162
「龍」。これは大変な空想獣だ。中国だけでなく日本や朝鮮など東アジア全域にも拡散し定着している。
人名、地名、商品名にも使われ、あるいは格言となり(例:「登竜門」)、中国では古代から皇帝の象徴で、今は国のシンボルにもなっている。
さらに「龍神様」として神様にもなっているし、干支(十二支)では伝説上の生物として唯一採用されているのが「辰=龍」である。
鷲が発明したグルンバは「古龍宝」(グロンバォ)は、「古代の中国(龍の国)で発明された宝物」という意味で、古代中国人に感謝しつつ、現代中国人をオダテるネーミングでRww
「龍」。角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(幽霊)あるいは兎、胴体は蛇、腹は蜃、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るというスーパー怪獣だが…、鬼と蜃はどちらも想像上の霊獣だ。
鬼は、日本と中国では同じ漢字だが、概念や文化特性が丸で違うので、これは機会をみて語りたい。
蜃は「蜃気楼」の蜃だ。 「蜃気楼」というのは、「蜃」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させるという壮大な伝説に由来する。
この雄大な物語には蜃と龍という二つの霊獣を、それぞれ神獣(トーテムポール)とした民族の争いが隠されているのだが、まだ中国の学者は気づいてはいない…。
ミミズ(蚯蚓、キュウイン、qiu yin)は、中国では龍の子供と信じるシトが多く、鷲の乳酸菌を農地に散布するとミミズが増えてくるので、鷲は、「乳酸菌は龍の母乳でR!」とウソぶくと、中国人は喝采してくれる。 (笑)
鳳凰・龍・麒麟 (ほうおう・りゅう・きりん)という古代中国人が考えだした空想の霊獣は、2千年ほどかけて中国と東アジアの文化となったが…、今の日本で流行っている空想上の生物、「ハマッキーに乗った宇宙人」などはチト発想が貧弱すぎ。
なんか、食いつめた貧乏人や社会的な弱者の「苦しい時の神だのみ」みたいで可哀想でならない。
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