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2012年6月 1日 (金)

民族生存の要諦    山科恭介

飯山一郎のコメント: 生死をわける難関に遭遇したとき、愚者は、死=最悪事態を想定せず、事態を軽くみて楽観の日々を過ごす。
いま、連日連夜フクイチが発する放射性物質によって日本列島は「放射能まみれ」の一途である。この現実を甘くみる思想・想念は愚者のそれである。
なぜなら、最悪事態=死に直結することを覚悟して対処すれば生存の可能性が高まるが、最悪事態を想定せずに漫然と日々を過ごすと死(癌・免疫不全)の可能性が高まるからである。したがって、いま、愚者が発する楽観のメッセージは、これを信ずる者の早死(はやじに)の可能性を高める。このことを意識すらせず、愚者は楽観を主張しつづける。まさに愚者である。
さて、山科恭介は確信を持って断定する。
「民族滅亡への序章が始まったことをまずは認知せよ!」と。
これはまさしく賢者のメッセージである。山科の以下の文章は、眼光紙背、熟読に値する。

Yamakyou

民族生存の要諦
2012.06.01 (Fri)

日本という国は法治国家を標榜しているにも関わらず、法の番人である検察が犯罪を犯し、国民の意思によって選出された国会議員を無実の罪に陥れるというあってはならないことが恒常化してしまっている。しかも、それに裁判所が荷担しているというから、もう既に国家の体を為していないことは明らかで、さらに東北を襲った地震が引き金となって、これまたあってはならない原子力発電所が取り返しのつかない大事故を起こしてしまい、その結果、国土は広範囲に放射能汚染され、国民の生命財産は歴史上かつて無いほどに毀損され、かつ重大な危機に直面している。

この厳然たる事実を多くの国民は認識していない。
その認識の無さが、再度、国家崩壊を助長するという悪循環に填っているのだが、この種の負の循環がひとたび回り始めると、そうは容易(たやす)く止めることができず、その結果として、営々として築き上げてきた日本の歴史そのものを瓦解させてしまう可能性を捨てきれない。
つまり我々は、如何に過小評価しても民族滅亡の鳥羽口に立っているのであって、冷静に考えてみれば、すでに眼前にある個人の利益を追求する日常段階を超えたと言えるだろう。
純然たる国家非常時であり、実質的な内戦に突入している。

通常なら、人間の肉体におけるホメオスタシスフィードバックが働くように、国家もまた正常軌道へと回帰するエネルギーが働くはずなのであるが、日本は民主主義の政治形態を唱えているにも関わらず、実態は官僚社会主義国家であるがゆえに、その機能が損なわれてしまっている。肉体における正常細胞に対してガン細胞の比率が高まり、やがては母体そのものが死に至る過程で、そのガン細胞自身も死滅するという事実さえも諒解できない人間たちによって、国家開闢(かいびゃく)以来、類を見ない悲劇がいよいよ幕を開ける。

この様な多くの悲観的情報に接すると、全方位にわたって絶望的観測を否めない。
だがしかし一方で、日本民族の歴史的および地理的条件が現段階におけるただ一つの救いとなるのかも知れない。

人間はその歴史の中で自身のDNAを育(はぐく)んでいる。
それは歴史の最先端を生きる我々には直感的には感知できず、さりとてその行動においてはそこから逃れ出ることができないという矛盾を内包している。
その矛盾の連鎖と昇華により進化が達成されていくのであるが、日常的な無意識の精神性の中に行動となってそれは現れる。

マルクスは、その地域性に鑑み、東アジアの民族にある特殊性が存在していると見抜いていた。
日本は当然ながらそこに属するのだが、その歴史過程で、土地を尊び農耕を生業(なりわい)とし、それがゆえに地に足をつけての生活を余儀なくされ、そして、そこに必然的に神々が宿るという地域束縛性を具現している民族が最も大事にしているのは、自身や家族、そして、自身に関わる直近の共同体への<無作為なる生存>である。

ざっくり言い切ってしまえば、狩猟民族の末裔である欧米民族は、その糧を得るために、動く標的をとらえる必要があった。だから、その標的がどの様な動きをするのか、そして何処へ移動するのかを考える思考に長けている。つまり、ひとことで言えば、想像力である。土地は彼らにとって単なる「猟場」であり、日本民族の土地に対する価値観とは違い、彼らの生活実態と直接的に結びつかない。
一方、農耕民族の末裔である日本民族は、その地にじっと留まり、秋の収穫を待たねばならない。土地を離れるわけにはいかず、したがって、土地に対する大きな価値と宗教的な畏怖が生まれる。
その種の民族は、動かぬ土地が 「主人」 であり、そこから恵みを受ける対象なので、動く標的を狙う種族とは違って未来予測は必要なく、ただただ忍耐のみが必要であり、自然に祈りを捧げ、その祈りは必然的に神に向かう。

自分たちに強く影響を与える “時の権力者” が代わろうとも、自分たちの生活は変えようとはしない 「ある恒常性」 が日本民族の精神性に存在している。
土地と伴にあって、時にずる賢く、時に従順であり、それでも自身の生活実態を変えようとしない民族は、時に歴史そのものを貫く。
いわゆる 「アジア的」 と命名したこのマルクスが発見した民族思想は、今現在でも日本人のDNAに息づいている。

世界的に見て、日本民族が必要以上に忍耐力があり、保守性を保ち、かつ非好戦的なのは、原理的にはこの 「アジア的思考」 の為せる業で、欧米各民族が現在の社会でもなお攻撃的なのは、その生存過程におけるDNAの出自に原因がある。
侵略は彼らにとって「猟場」の確保であり、外見上侵略された日本民族は、土地と自身との関係性を阻害しない限りにおいては、彼らの領域進入に寛容なのだ。
だが、この種の民族間における本質的な相違が現在の日本を陵辱している。

世界の歴史の中で天変地異や悪政で滅んだ国家は多いが、日本という弱小国家が現在でも幾ばくかの地位を確保しているのは、この強靱なる地域精神性が民族の内面に存在しているからに他ならない。
つまり、どの様な状況になろうと、その土地さえあれば、日本民族は存続の可能性を保持している。

だがそれは、豊穣な土地と人々の生存あっての話である。
直接被爆はもとより、全国にばら撒かれた放射性汚染物質内部被爆により、日本民族のDNAは既に致命的に毀損されているのだ。

民族滅亡への序章が始まったことをまずは認知せよ。
そして、その対策に全力をもって立ち向かわねばならないことは自明である。

文殊菩薩(ブログ版)より

http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-340.html

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