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2012年4月25日 (水)

国会空転 民主と自民どっちが悪党か (『日刊ゲンダイ』2012/4/24)

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日刊ゲンダイ2012/4/24(4/23発行)

国会空転 民主と自民どっちが悪党か
世論は政権党に味方しては駄目だ


いまの民主党は働きもせず権利ばかり主張するタチの悪い労働組合と同じ
野党時代、民主党が乱発した問責を野党になった自民党が同じ戦術で政権を揺さぶっているだけ

【つまり両方ともタチの悪さは同じ次元、国や国民のこと より政権の座について利権をむさぼりたいだけなのだ】

果たして民主と自民のどちらが「悪党」なのか。

自民党が問責2大臣の辞任まで全面的な審議拒否に入った。そのため、懸案山積の中、国会の空転が続いている。

民主党は「審議拒否は国民には理解されない」(城島光力・国対委員長)などと自民の強硬姿勢を批判するが、違和感を覚えるのは大メディアまで政権党の肩を持っていることだ。

銭獄朝日は社説で「自民は職場放棄するな」と訴え、読売は「自民の審議拒否は無理がある」と書いた。何だか、「自民党が悪い」みたいな書き方だが、ちょっと違うのではないか。

問責をくらった田中直紀防衛相の迷走ぶりは、社民党の代議士から「大臣と質疑応答していると、悲しみにうちひしがれる」と言われたほどだ。防衛、安全保障の基礎知識が欠落し、新聞に出ているようなことも答えられない。つまり、その辺のサラリーマン以下。いつも背後の官僚に助けられ、「二人羽織」「千手観音」と批判される始末。こんなアホを「閣僚適格」と考えるのは、よほどの奇人変人だ。

前田武志国交相は公選法に抵触しかねない文書について「中身を見ずに署名した」と弁明するが、それで済む話ではない。大臣の肩書を使って所管業界に身内の市長候補への支援を働きかけたとみられても仕方ない。大臣の自覚がなく、舞い上がっていたのではないか。この脇の甘さが、致命的なのである。
これだけみっともない2人を大臣に据えた人事の責任はもちろん、野田首相にある。今年1月の内閣改造の時に野田は何と言ったか。「最善かつ最強の布陣」と胸を張った。マンガみたいな話だ。野田には人を見る目が全くない。

g0423 記事◆「目クソ鼻クソ」が意趣返しの
  オソマツ国会


百歩譲って、野田が任命した2大臣が、そろってマトモだったにしても、民主党に審議拒否の自民党を責める資格はない。
野党時代の民主党だって問責決議を多用し、自民党政権を揺さぶる国会戦術を繰り返してきたのだ。「目クソ、鼻クソ」の類いである。

「01年の小泉政権発足から09年の政権交代直前まで、民主党は8年間で計12人の閣僚に問責決議を出しました。特に07年の参院選で大勝して衆参がねじれると、この戦術がエスカレート。閣僚に問題が飛び出すたび、問責の可決をチラつかせて自民党政権を揺さぶり続けた。福田康夫元首相に、現職総理として初の問責可決を食らわせると、続く麻生太郎元首相への問責も可決。自民党末期の落ち目政権に次々とトドメを刺したのです」(政界関係者)
ところが政権に就いた途端に、自民党の審議拒否を批判する。立場が変われば言うことも変わる。自分たちの過去を棚上げにして、野党の振る舞いをあげつらう。実にいい加減な政党なのだ。

もちろん、だからといって、こんな与党に恨みを晴らすかのように問責を連発する自民党をみていると、どっちが悪いというより、シラける。この国の国会議員のレベルというか、“お里”が知れるではないか。
「自民党は次の衆院選で政権を奪還しても、ねじれ国会は続きます。参院は公明党の議席を含めても過半数には及ばないからです。そうなれば、民主党の意趣返しで、再び同じ目に遭う。そういう反省を踏まえて問責乱発を自重するなら、進歩があるが、何もない。民主も自民も目先の権力闘争しか頭にない。そのためには手段を選ばないのだから、永遠に政治は安定しません」(政治評論家・山口朝雄氏)
結局、民主も自民も、党利党略しかないのだ。どちらも国民生活は二の次で、権力の甘い蜜を貪りたいだけなのだ。


【命をかけて無能大臣乱造のアホ丸出し】

なるほど、こうした無定見な連中が国会を牛耳っていれば、政治が前に進まないのも当然だ。この国の政治家の劣化は本当にヒドイものだが、だからといって、世論が政権党の味方しては絶対ダメだ。

バカな人事を断行した責任は野田の側にあるからだ。大体、民主党政権での問責閣僚は通算6人目。野田内閣になって早くも4人目である。いったい何人、問責を食らえば気が済むのか。憲政史上、前例のないヒドさだ。
野田も政権運営に「命をかける」と言い張るのなら、問責を受けないような政治家を大臣に任命すればいい。ところが、民主党内は人材払底で、安心して大臣ポストを任せられる政治家が数えるほどしかいない。

人材なし、反省なし、トップに人を見る目なし。ないない尽くしのド素人内閣がチンピラみたいな自民党に足元を見られ、右往左往。それが今の政治なのだ。法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「民主党政権は大臣の問責可決のたび、誰も責任を取ろうとせず、いつも“なあなあ”で済ませています。今回も党内で野田首相の任命責任を問う声は皆無に等しい。2大臣とも参院枠で、“参院のドン”の輿石幹事長がネジ込んだというのなら、その責任を取らせればいい。田中、前田の両大臣だって、問責可決の前に自らの不明を恥じて身を引くべきです。ところが、誰も襟を正そうとせず、世論の反発が審議拒否の自民党に向かうのを期待して、ひたすら嵐が過ぎ去るのを待っている。政権政党としての自覚もなければ、緊張感にも欠けています。だから、仙谷元官房長官のような問責閣僚が、いつの間にか政権中枢に復権し、大きな顔をしていられるのです」

今の野田内閣はロクに仕事もせず、誰も責任を取らず、訳知り顔の人物がエラソーに威張っているだけだ。いくら労組あがりの議員が多いとはいえ、これじゃあ、タチの悪い労働組合と同じだ。

こんな政権が続けば、ますます政治が国民から乖離(かいり)してしまう。国民の政治不信は頂点に達し、いつかはじける。民主党政権のアホさが、そのトリガーを引くことになるのだろう。


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(出典)
「日々担々」資料ブログ 2012.04.24 ( Tue )

文殊菩薩(ブログ版)より

http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-137.html#more

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